独立系 海運会社 本社勤務 陸上総合職
財閥系 海運会社グループの内航海運会社 海上職 航海士
下村 敏幸 氏 25歳 / 男性
学歴:東京海洋大学 海洋工学部 海事システム工学科 卒
東京海洋大学 海洋工学部 乗船実習科 卒
三級海技士(航海)
一級海技士(航海) 筆記試験合格
第三級海上無線通信士
船舶衛生管理者
TOEIC 610点
海運業界に身を置いている親戚の助言がきっかけで、専門職である航海士に魅力を感じ、東京海洋大学に入学しました。在学中も国家資格である海技士(航海)を取得するため勉学に励み、私が興味を持っていた事業を展開している海運会社へ、航海士として入社しました。
転職を決意した理由は、船上という特殊な環境で仕事をする航海士には、私の想像を超えて危険を伴う作業が非常に多かったためです。
学生時代にも実習生として1年程乗船していたのですが、その頃は本当に危険な作業は任されておらず、入社した後になって理想と現実のギャップに驚きました。また、長時間の肉体労働が常態化しており、単純に身体的負荷が大きかったことも理由として挙げられます。
学生時代から船長になることを夢見ていたので大きな挫折感を味わいましたが、何とか立ち直り転職活動を開始しました。
航海士として働き続け、いつか船長になるという夢は諦めましたが、大学で学んだ知識や苦しい実習で培った経験を無駄にしたくなかったので、船舶を陸上からサポートする仕事にこだわって転職活動を行いました。
はじめは、国家資格を活かしたより専門的なポジションを希望していましたが、実務経験が半年程と非常に短く、企業側の要求するレベルを満たすことができなかったため、不採用となりました。さらに前職の仕事は船上での肉体労働がメインだったため、PCスキルが拙い点も不利に働いていた気がします。
転職活動においては、自分の現在のスペックを正しく認識することが極めて重要だと感じました。
転職活動を行う中で、エリートネットワーク様のWEBサイトに掲載されていた求人に興味を持ち登録しました。
担当の転職カウンセラーの小中出様は本当に親しみやすい方で、志望動機の作り方や面接に対する心構え、企業への逆質問の仕方等、大変丁寧にアドバイスしてくださいました。さらに各面接が終わる度にお電話等で話す機会を設けてくださり、私の家庭環境や将来のキャリアを考慮した上での今後の対策についてもアドバイスしてくださる等、万全のサポート体制が整っているなと感じました。
まずは、自身の経歴を簡潔に分かりやすく話すことを心掛けました。
次に志望動機については、多くの同業他社が存在する中で何故その企業を選んだのかが面接官に伝わるよう、企業研究をしっかり行いました。その上で他社との違いを明確に説明し、加えて、入社後に自分が何をしたいのかも伝えられるようにしっかり準備しました。
また、退職理由と空白期間に具体的に何をしていたかについても、簡潔に分かりやすく、かつ今度は末長く働きたいことを強調して伝えられるように準備しました。
その他にも、自己PRや前職で成功した点、失敗した点等を説明できるように準備しました。
基本的なことですが、話しやすい雰囲気を作り出し、相手の目をしっかり見て明るく受け答えをすることを強く意識しました。何としても入社したい旨を自然にかつ強くアピールできると尚良いと思います。
さらに、退職理由や空白期間についてはネガティブな内容になりがちだと思いますが、暗く話してしまうと面接官に与える印象がより悪くなると考え、できるだけ明るく話すようにしました。
その他には、想定外の質問をされても相手の意図を汲み取りきちんと伝わるように話すことや、回答に他責の内容を含まないこと、回答に一貫性を持たせることも意識しました。また、質問できそうならば疑問に思っていることを全て聞き、企業の実態を正確に把握することも重要だと思います。
面接で、「志望理由」と「志望企業で長く働きたいという思い」を強くアピールできたことが勝因だったと思います。また、企業側がどんどん質問を受け付けてくださったお陰で、企業との事前のインフォーマルな面談の場や一次面接の際に業務内容について詳しく伺うことができ、最終面接では、自信を持って入社後の自分の役割や将来のキャリアプランを明確に話すことができました。
前職では航海士として船上という狭いフィールドで業務を行っていたのですが、次の職場では、希望していた船舶管理だけではなく荷主さん向けの法人営業や船主(オーナー)向けの業務等、船舶の運航に関わる様々な業務を任せて頂けることになっているので、今から非常に楽しみです。陸上での経験を積み、企業に貢献できるよう精進していきます。
最後に、小中出様をはじめ、この度の転職に関わってくださった皆様に感謝を伝えたいです。これまで私を支えてくださり本当にありがとうございました。