東証一部上場 有名食品メーカー 広報部門 管理職
大手PR代理店 クライアント向け広報・PR部門 グループMgr
増山 敏之 氏 40歳 / 男性
学歴:私立大学 法学部 法律学科 卒
初めての転職活動を満足のいく結果で終えられたのは、偏にご担当くださったエリートネットワークの転職カウンセラー杉本さんのおかげです。
内定を得るまでに数多くの人材紹介会社やウェブサービスを利用しましたが、それらとは比にならない程の素晴らしいご対応をいただきました。求人案件のご紹介や選考の各段階でのご助言の全てが、杉本さんは丁寧かつ的確でした。
改めまして、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
この『転職体験記』では、エリートネットワーク様の丁寧かつ的確な対応の具体例も交えながら、私の転職活動について簡単に振り返りたいと思います。
私の前職は、様々な企業や団体などに対し、「広報」をサービスとして提供するPR代理店です。
この会社には新卒で入社し、約15年半勤めました。新卒の就職活動では、“コミュニケーション” に携わる職業に就きたいとの想いがあり、この会社を選びました。同社では、企業広報から商品広報、デジタル広報に至るまで、様々なPR領域を経験し、かつ様々な業界・規模の企業を担当しました。入社10年を過ぎた頃からは部下を持ち、マネジメントも担当するようになりました。
様々な経験を積む中で芽生えてきたのが、代理店として「サポートする側」から、事業会社として「実行する側」へ転じたいという想いでした。前職のような代理店では様々な経験が積める一方で、担当企業にコミットし切れないという面があります。
「もっと企業の課題に正面から最後まで向き合いたい。」
40歳に近づくにつれ、その想いは具体的な決意へと変わり、今回の転職活動を開始するに至りました。
転職活動を開始してから、まずは大手人材紹介会社の一角であるA社に登録し、担当者とのカウンセリングがセッティングされました。その場では約1時間に亘りカウンセリングが行われ、転職理由から、業務経験、希望業界などに関するヒアリングを受け、幾つかの求人案件を紹介されました。カウンセリングの後もウェブを通じて、様々な案件のご紹介をいただきましたが、当初希望していた条件と合致したものには巡り合えず、数か月が過ぎました。
この会社ではこれ以上の展開は見込めないと判断し、その後、もう一つの大手人材紹介会社であるB社と、更に少し毛色の異なるC社にも登録しました。
しかし、結果はA社とほぼ同じでした。B社に至っては、電話で形式上のカウンセリングを10分程度しただけで、案件の紹介はウェブ上での自動紹介に任せるのみという状況でした。
「40歳の転職だと扱う人材としてはなかなか難しいのかな。」という想いもこみ上げてきた中で出会ったのが、エリートネットワークの杉本さんでした。
以前、前職の先輩が転職した際に、エリートネットワーク様を利用したと話していたことを思い出し、ウェブ検索をして転職支援サービスに申し込みました。
ウェブでの申し込みからすぐに、エリートネットワークの杉本さんからご連絡をいただき、銀座のオフィスにて初回のカウンセリングをセッティングしていただきました。そのカウンセリングは、今までの人材紹介会社と全く違っており驚きました。
まず、カウンセリング時間の違いです。B社が電話のみで10分程の短時間で終了したのに対し、杉本さんは、私の経歴のヒアリングやアドバイスに3時間にも及ぶ長時間を割いてくださいました。
さらにカウンセリングの内容も、通り一遍のものではありませんでした。私自身気付いていなかった強みや志向を顕在化させるヒアリングで、しかもそれをどう企業にアピールすべきかという点に至るまで突っ込んだ助言をくださいました。さらには、驚いたことに、家庭内でどのようにして妻を転職活動の協力者にするか、などについてもご助言をいただきました。
それらのカウンセリングのやり取りの中からご紹介いただいた一社が、今回の転職先となった東京都以外に拠点を置く食品メーカーでした。
元々私は、東京23区内の勤務に限定しての転職を考えていました。本来であれば、その条件に合致しない企業の案件は紹介されないはずです。しかし、杉本さんは私が希望する転職の諸条件の優先順位を見極め、スキルや適性なども踏まえ、敢えてこの求人案件をご紹介くださいました。
私が気付いていなかった点も踏まえての提案をしてくださった杉本さんは、求職者に寄り添った真の転職カウンセラーであると思いました。
結果、杉本さんからご紹介いただいたこの企業の選考は、とんとん拍子で最終面接まで進み、結果、内定を勝ち取ることができました。面接対策、SPI対策など、各所で丁寧なアドバイスをしていただき、かつ、私が疑問をぶつけた際にも即座に適切な回答をいただけたことは、転職活動を進める上で私にとって非常に大きな力となりました。
百人百様の転職活動において、一つの正解というものはないと思いますが、私が今回の転職活動を振り返って重要だと思ったことは二つあります。
一つ目は、「人材紹介会社の選定」です。どんなに転職への想いが強くても納得のいく企業の求人案件に巡り合えなければ、転職活動のスタート自体を切ることができません。
「人材紹介会社は最大手であれば安心」というのは幻想でした。大手の人材紹介会社は求人案件が多く集まるというメリットがある一方、求職者一人一人へのフォローは当然手薄になります。やはり人材紹介会社の選定は最重要です。
そして、良い人材紹介会社に出会えて入社したいと思える企業と巡り合えたら、重要となるのが二つ目です。それは「徹底した企業研究」です。
自分の実績(強み)である「過去」と、熱意やその会社で実現したい具体である「未来」は、徹底的な企業研究をした上でアピールすることで、その重みが全く違ってくるということを面接で痛感しました。本当に入社したい企業であれば、会社のWEBサイトに加え、更に深い企業研究をしてみると良いと思います。
私の場合は、企業や業界に関する過去記事閲覧、工場の見学、関連図書の購読などで行いました。皆さん独自の企業研究方法を探ってみるのが良いかと思います。