JASDAQスタンダード上場 事業再生コンサルティング会社
データリサーチチーム スタッフ(正社員)
金融系シンクタンク 秘書兼リサーチアシスタント(派遣社員)
丹野 桃香 氏 39歳 / 女性
学歴:大学入学資格検定合格
駒澤大学 経済学部 商学科 卒
TOEIC 790点
HSK(漢語水平考試):中国語検定5級
日商簿記検定3級
私は大学卒業後、派遣社員として数社で就業してきました。前職でも派遣社員としてではありますが、金融系シンクタンクにて秘書兼リサーチアシスタントというやりがいのある仕事を任せていただき、職場の人間関係にも恵まれ、充実した日々を過ごしておりました。
労働者派遣法の改正によって同一の企業で働き続けることが難しいと分かり、今後について不安を感じてはいたものの、契約期限まではまだ時間があり、日々の業務にも追われていたため、転職について具体的に考えるまでにはなかなか至りませんでした。
しかし今年に入り、派遣社員の同僚数人が正社員として転職していくのを見送り、急に焦りを感じるようになりました。自分は派遣社員として働き続けるのか、それとも正社員としての転職を目指すのか、一体どちらが自分に合うのか、どちらが自分の将来にとってより良い働き方か、悩みました。
派遣社員という働き方では、今後、最長でも3年で職場が変わることになります。もちろん派遣社員としてスキルアップをしながら職場を変えていくという働き方もあると思いますが、私としては腰を据えて長く働いて企業の為に活躍したいという希望が強く、それであれば正社員として働いたほうが良いと、一念発起して正社員としての転職を目指すことにしました。
正社員への転職を決意したものの、これまでに正社員での勤務経験がないことや年齢等、不利な条件が多いことは重々認識していましたので、自分にプレッシャーを掛け過ぎないよう「ダメ元で頑張る」というスタンスで転職活動を進めていくことにしました。
今回の転職にあたっての希望は、今までの経験を活かせるであろうシンクタンクやコンサルティング業界でのアシスタント職でした。ただ、それ以外でも面白いと思える仕事であれば積極的にチャレンジしていこうと考えていました。
まずはインターネットでの情報収集から始めました。転職エージェントのウェブサイトで、希望に近い求人を探し、数社のエージェントに登録申請をしました。
しかし、これが私にとっては予想外に難しい問題でした。エージェントからの返信は、私の職歴では紹介できる案件はないという回答ばかりで、登録することすらできない状況が続きました。エントリーした求人は、自分の今までの職歴に近い求人でしたので、それでも登録することすらできないということは、派遣社員としての経験は全く評価されない、という現実を突きつけられた気がしました。
厳しい現実に諦めてしまいそうになりましたが、引き続き転職エージェントが掲載する求人へエントリーを続けました。すると、エリートネットワークの転職カウンセラー篠原様からお返事をいただき、面談のお時間をいただけることになりました。
やっと次の段階へ進めるとほっとしたものの、面談では厳しいことを言われるのではないか、私の経歴では相手にされないのではないか、等の不安はありました。
いよいよ当日、エリートネットワークさんのオフィスを訪問し、個室のブースで篠原様との面談が始まりました。非常に緊張しておりましたが、今までの経歴や私の希望等を細かくヒアリングしていただき、たくさんお話することができました。かなり突っ込んだ質問もあり、答えにくいこと、自分の考えが上手く言えないことも多々ありましたが、転職活動について改めて深く考える良い機会になったと思います。
また、派遣社員として経験してきた様々な業務内容や取り組み姿勢についても、評価していただきました。真面目に取り組んできて良かったと感じ、自信をつけることもできました。
面談終盤には、幾つかの求人案件をご紹介いただくことができました。事前に私の希望や条件に沿った求人を選んで準備してくださっていましたし、それぞれの求人について、仕事内容以外にも社風や求められる人物像等、応募にあたってイメージしやすい情報を教えてくださいました。
また、こちらからの質問にも答えていただけましたので、安心して応募する企業を決めることができました。
応募にあたっては、職務経歴書の書き方について修正点をアドバイスいただくことができました。
応募後、2社の面接に進むことになりましたが、面接日程の調整は篠原様にお任せでき、電話で企業研究や面接のアドバイスも度々いただくことができましたので、十分な準備をして面接に挑むことができました。
応募企業での面接は、緊張から上手く話せないこともありましたが、自分の考えや率直な気持ちを、自分なりに伝えることができたと思います。また企業の上層部の方々と直接お話できるチャンスですから、こちらからも不安な部分については積極的に質問するようにしました。
結果として、面接2社目で内定をいただくことができました。面接は場慣れもあると思いますので、やはり1社目より2社目のほうが落ち着いてお話できたと感じています。
内定をいただいた企業は、私の希望していた業界・職種であり、また面接担当者の方とお話しする中で、「絶対にここで働きたい!」と感じる企業でしたので、内定をいただくことができ本当に嬉しいです。
今回の転職活動期間は約1か月半と予想外に短く、満足する形で終了することができました。それはひとえに転職活動をサポートしてくださった篠原様のおかげと大変感謝しております。
転職エージェントを利用するメリットは、様々なアドバイスやサービスを利用できることだと思いますが、私にとって一番心強かったのは、篠原様に「一緒に頑張りましょう」と言っていただいたことです。一人ではない、助けてくれる人がいる、と思えるだけで心強く感じました。
また、選考結果がなかなか出ない等、転職活動中は色々と不安になりがちですが、そんな中でも状況報告や新しい求人案内等、随時連絡をいただくことで、停滞感を少しでも解消することができました。
もし、読者の方の中に、私と同じように現在の派遣社員という雇用形態や年齢等から転職活動に対して不安を感じ躊躇している方がいらっしゃったら、やる前に諦めずに、是非前向きに挑戦していただきたいと思います。
来月から内定をいただいた企業での勤務が始まりますが、チャレンジできる環境の中で、色々と新しいことを学び、そして必ず活躍できるように頑張っていきたいです。