大手不動産鑑定事務所 不動産鑑定士
更地及び戸建住宅を主に扱う 不動産鑑定事務所 不動産鑑定士
相田 敏和 氏 37歳 / 男性
学歴:法政大学 経営学部 経営学科 卒
宅地建物取引主任者 (現・宅地建物取引士)
日商簿記2級
不動産鑑定士
測量士補
管理業務主任者
AFP
私は不動産鑑定士になって2年目の30代男です。前職では、主に個人間売買や相続等、個人向けの鑑定評価業務に従事しておりました。
職場の人間関係は良好で、仕事自体もやりがいがありました。
しかしながら、数年間就業してみて、個人相手であるためか、扱う不動産がおおかた更地と戸建に限られてしまい、比較的論点の少ない不動産でもあったため、なかなか一定の水準以上は技術面の向上が図れなかった事や、特定の人間に業務が集中してしまうという組織的な構造に、疑問と不安を抱くようにもなりました。
そこで、より幅広い不動産を取り扱う事ができ、仕事のシェアもしやすい会社へ転職しようと考えました。
転職をするにあたって、当初は不動産鑑定会社にこだわらず、ディベロッパーや金融機関も視野に入れていました。
ただ、「そもそも人生で二度目の転職であり経験も少なく、独りよがりに進めたのでは、失敗するかもしれない……。」、「上記のような志望があるが、それが自分にとって本当にベストな選択なのかどうか……。」という不安もあり、専門家の客観的な意見を頂きながら転職活動を進めたいとの心境に至り、転職エージェントさんの門を叩く事にしました。
エリートネットワーク様を選んだのは、不動産鑑定士を始め、「士業」の転職にも多くの実績があったからです。
4月の初旬にホームページより登録をしたところ、すぐにお返事を頂いて、面談となりました。
ご担当の転職カウンセラー横関さんは、ご経験豊富で相談しやすい方で、初回の面談では、すぐに緊張もほぐれ、会社案内から昨今の転職市場全体の状況、不動産鑑定士の転職状況、応募予定の会社の社風、面接で気をつけるべき事等を丁寧に教えて頂き、また、私からも質問をさせて頂き、今ひとつ纏まりの無かった自分の考えが整理されていきました。
初回面談終了後、早速活動が始まりましたが、最初に応募したディベロッパーや金融機関は、既に他の候補者の選考が最終段階に進んでいる等々の理由でお断りを頂きました。
横関さんからは、興味を持った会社は積極的に応募するようアドバイスを頂き、私自身もそのつもりでしたが、実際お断りを頂くと、自分は書類選考すら通らないのかと意気消沈したのも事実です。
ただ、結果論ですが、最初にお断りを頂いた事で、更に自分自身の志望や志向が整理され、この後の面接、内定へと繋がったのだと確信しています。
最初に応募した会社からお断りを頂いた後、横関さんに改めて面談頂く中で、「自分は不動産鑑定士としてのキャリアもまだ浅い。一般の事業会社も考えてみるが、鑑定会社で、かつ鑑定以外の業務も手掛けている企業において、まずはしっかりとした鑑定評価の技術を身につけたい。その後、引き続き鑑定評価がやりたければそのまま続け、鑑定評価の経験を活かし他の業務にも携われるチャンスがあればそちらへ展開したい。」このような考えに至りました。
そのような時期に、この度内定を頂いた企業様を紹介され、応募致しました。
幸いにも、書類選考はスムーズに突破。
面接にあたっては、横関さんからアドバイスされた想定質問への回答と、先方に質問する内容をみっちりと考えました。
先に述べた自分のキャリアプランもどうお話ししたらより伝わりやすいか考え、工夫しました。
また、キャリアが2年目と浅い点に関しては、2年間とはいえ、年間100件以上の評価に携わった事から、過去の評価内容を類型ごとに集計し、年数だけでなく、評価件数も見て頂けるよう先方にご提示しました。
このような努力が実ったのか、その後の面接もスムーズに進み、無事に内定を頂く事ができました。
結果的に、初回のコンタクトから約1か月半で転職活動は終了致しました。
私自身、面接はどちらかというと苦手で、転職活動においても最初はネックになるだろうと予想していました。
ただ、横関さんという頼れるアドバイザーがいらっしゃって、あとはしっかりと事前準備をすれば、いくら面接に苦手意識があっても、そこまで大きな障害とはならないと実感しました。
不思議なもので、応募する企業様の事業内容を調べたり、質問事項をたくさん考えたり、無理矢理でも良いので自分のアピールポイントをたくさん挙げてから、いざ面接に臨むと、落ち着いて対応できた気がします。(私の場合は、応募した企業様側の応対も紳士的で良かったのですが。)
転職を志す皆様が納得する環境へと転じられる事を心より祈念致します。
最後になりますが、株式会社エリートネットワーク様、及びご担当の横関さんには大変お世話になりました。
誠にありがとうございました。