国内仮想通貨取引所 総務担当
眼鏡小売チェーン店 販売員
地方の総合エネルギー企業 経営企画室 総務担当
三上 澄子 氏 28歳 / 女性
学歴:中央大学 文学部 人文社会学科 ドイツ語文学文化専攻 卒
TOEIC850点
ドイツ語技能検定2級
Microsoft Office Specialist (MOS) Excel 2007
秘書検定2級
今回は、2回目の転職でした。
大学を卒業後、眼鏡販売員を経て、地方企業の経営企画の部署で就業中でした。
新卒の頃から就職活動に苦手意識があり、「チャレンジしたい」という思いと自信のなさの両方を抱えながら、情報収集だけは常にしていました。
しかし、自分の人生が動き出しているのを感じている時期でもありました。最初の転職で連休の取りやすい事務系職種に変わったことを機に、旅行や言語交換を通して海外にも友人を作り、多様な人と関わるようになっていました。視野が広がり、人生の変化を感じつつあるタイミングでした。
新卒では眼鏡販売の仕事に就き、営業部で店舗業務全般を行いました。接客業務を通じてどこでも使えるコミュニケーションスキルを学び、仕入れや加工、事務処理や清掃などの業務全般を通じて、タイムマネジメントや作業中も現場の全体を把握する癖を身につけました。
2社目は、地方のエネルギーを扱う企業で総務寄りの経営企画業務を担当しました。事務系職種の業務の基本を学び、コンプライアンス系のプロジェクトで主担当を務めながら、部署横断的な調整力を身につけました。
また、上の項目で述べたようにプライベートで交友関係が広がったことにより、ビジネスレベルの英語力とオープンなものの見方が身につきました。
2社目の仕事は好きでした。規模の大きくない会社で部署横断的に経験を積むことで、得られた学びは沢山ありました。社歴の浅い社員が多く、頼られることが多い点にもやりがいがありました。しかし、地方企業であることや業界の特性から、女性としてアグレッシブにキャリアを追求していくことの難しさや、仕事の物足りなさも感じていました。もっとチャレンジしたい、1人で立てる社会人になりたいと思い、国内外問わず経営管理・総務等の範囲でスキルアップできる仕事を探していました。
もともと、常に情報収集をしながら、本当に気になる求人がある時だけ面接を受けてみる、というスタンスで、各エージェントの方々とはあまり連絡を密に取っていませんでした。そんな時、エリートネットワークの転職カウンセラー杉本さんからお声をかけて頂きました。
自分で検索する求人や、他社のエージェントの方からご紹介頂く求人では、仕事内容に物足りなさやミスマッチを感じるものが多かったのですが、杉本さんからの求人案件はどこか違って見え、お願いしてみることにしました。
首都圏以外に住んでいたので、まずは電話面談でお話しました。杉本さんの第一印象は「気さくな方」というものでした。会話が進むにつれ、それまで自分でもよく整理されていなかった要望やビジョンをどんどん聞き出し言語化、腑に落ちる言い換えをして頂き、驚きました。通話を終えた直後に沢山ご紹介頂いた求人は、「チャレンジしてみたい」とワクワクするようなものばかりで、且つ、キャリアのプロの第三者的なアプローチが加わってこそ出会えるものでした。
それらの求人のほとんどに応募し、出会ったのが今回の転職先です。
面接の前、杉本さんから、準備した内容へのフィードバックや、面接当日の流れについて具体的なイメージが湧くようなアドバイスを頂きました。「面接はビジネスミーティング」という解釈で、持ち物や立ち居振る舞いについて頂いたアドバイスには、目から鱗が落ちるものもありました。
「面接というものを知るために、場数を踏んだほうがいい」と以前に聞いたことがあります。上述のように手厚いフォローを頂きながらも、初回の面接では緊張して固くなってしまいました。準備していった情報が一部飛んでしまった場面もありました。でも、その面接の企業こそ、今回入社を決めた会社です。他人の緊張は見て取れますので、面接官の方からは頼りないという印象を持たれたかと思います。それでも内定を頂けたのは、事前確認のお電話でしっかりと内容を準備し、実際の面接の場での具体的な行動イメージを持てるようにサポート頂いたおかげだと思います。
在職中だったことに加え、地方からの転職というのは、時間・体力・費用がかかります。スケジュールから確認事項の問合せ、面接対策までサポート頂けたことで選考に集中でき、本当に助かりました。面接の後には毎回電話でお話をさせて頂き、その内容を基に杉本さんから企業へプッシュして頂きました。前回の転職を含め、数名のエージェントさんとお話ししたことがありますが、同じ書類・同じ人間の転職活動において、希望の企業の選考が進みやすかったのは、杉本さんの的確なヒアリング力・営業力のおかげだと思っています。
今回の転職活動で、とても印象に残っていることが1つあります。初回の電話面談で自分の現状について話している際、杉本さんから「自分を過小評価する癖があるんですね!」とご指摘を頂きました。ぼかさずにはっきりと伝えて頂き、「そうなのかな?」と受け取れたことで、ポジティブに活動を続けることができました。面接などの、「ここぞ」という場面では、この言葉を思い出して大いに勇気づけられました。
また、私は内定を頂いた後も、入社するか否かで悩んでいました。業界も土地も変わることを考えると、すんなり答えが出せなかったのです。杉本さんにはその時にもお電話を頂いて、入社を決めた場合の将来と、お断りした場合の将来を、ニュートラルに一緒に考え、背中を押して頂きました。プロの目線で、第三者的なご意見を頂くことができ、良い判断ができたと考えています。その後、杉本さんが引越し先探しまでもご協力くださったのには本当に驚きました。丁寧にサポート頂き、とても感謝しています。
今回の転職で、改めて、「人生はタイミングなんだな」と感じました。
自分が変わり始めているこの時、杉本さんからお声がけ頂き、以前は想定もしていなかった企業に出会うことができました。これから慣れるまでしばらくは苦しい日々になるかもしれませんが、たゆまず精進して成長してゆく所存です。
本当にありがとうございました。