一部上場企業の人事部長、45歳で初めての転職

一部上場企業の人事部長、45歳で初めての転職

No.1108
  • 現職

    日系 大手コンサルティングファーム 人事マネジャー

  • 前職

    一部上場 優良システムインテグレーター 人事部 部長

島原 精二 氏 45歳 / 男性

学歴:私立大学 文学部 卒

転職を決意するまで

新卒で国内企業向けSI会社へ入社。営業や企画を7年、その後人事部へ異動して採用・社員教育・異動配置・評価・制度改定・働き方改革など人事領域全般の経験を15年。2年前から人事部長のポジションでした。

転職活動の開始 ~ エリートネットワークさんとの出会い

勤続20年を過ぎたあたりから、漠然と将来このままのキャリアを積み上げることが本当に自分にとっていい事なのか? もっと他にやれることがあるのではないか? という思いが沸き、徐々に会社の目指す方向と自分のやりたい方向に乖離が生じることが増えてきたこともあいまって、40代半ばになったことを一つの区切りとして転職へ踏み切る事にしました。

とはいえ、全く初めての転職活動だったのでどこから手をつけてよいかも分からず、最初は大手人材紹介会社に片っ端から登録して手探りで活動をスタートさせました。
有り難いことに求人案件はすぐに複数紹介してもらうことができ、とあるITベンチャーでは最終面接まで行くことができました。しかし、先方の求める期待役割と私のキャリアとの間にズレが大きく、最終的にご縁はありませんでした。

その頃から、大手紹介会社の雑な進め方に違和感を覚え、実はエージェント選びも重要な要素だと捉え、新たにもっと丁寧に一緒になって考えてくれるエージェントを探そうとしていたところで、偶然HPの『転職体験記』からエリートネットワークさんを知り、登録しました。

その後の活動状況

大手紹介会社は、“数撃てば当たるだろう” 戦法だったのに対して、エリートネットワークの転職カウンセラー安藤さんは、私個人の考え方や価値観、パーソナリティをよく把握しようと色々な角度から質問をしてくれました。その上で本当に合う企業を選別して紹介して下さった点は明らかに他社とは違うアプローチだったので驚きました。

数多くの企業との取引実績があることで、紹介企業先の特徴だけでなく業界全体の動向や将来性まで的確に状況を把握されていたので、その企業を紹介する理由なども非常に明瞭に教えて頂けました。その点もしっかり見てくれているという安心感と納得感に繋がりました。

また、安藤さんは職務経歴書の内容添削や履歴書の写真映えに至るまで、率直なフィードバックを随時して下さったり、面接前後にはきめ細かなフォローメールをお送り頂くなど、常に私の事を考え一緒に伴走してくれた頼もしい存在でした。

転職先決定に至るまで、そして今後の抱負

人事責任者ポストの募集であれば同業界に固執せず、異業種でもB to Bかつ上場企業という軸で、企業サイズの異なる2社をご紹介頂きました。
結果としてはどちらもご縁がなかったのですが、自分のキャリアや経験をしっかり評価してくれた(課題は社風のマッチング)手応えを感じることができ、自信になりました。

そんなある日、別の紹介案件のお話で安藤さんに呼び出されました。
そこで新たにお会いしたのが、安藤さんの上司である取締役の高橋さんでした。
高橋さんからは、再度なぜ現職を辞める決意をしたのか? という背景に厳しいツッコミがありました。少々驚きつつも格好つけても仕方がないので素直に自分の感じていた事、2年近く悩んでいた事をお話申し上げたところ、深く真意を理解し受け止めてくださり、こんなタイプの人ならきっとこの会社は合うだろうとプッシュ頂いたのが、実際転職することに決めたコンサル会社でした。

実際、面接に臨んだ際は、まさに先方の抱える課題と私のキャリアや実務経験がマッチングする事を強く感じられたのと、先方のメンバー構成やお人柄、社風と私が合うかどうか? という点もよく見極められていた事もあり、無事にご縁を頂くことができました。

実は、同時並行で知人経由による他社ヘッドハンターとも数名コンタクトを取っており、求人案件を紹介頂く段取りはしていたのですが、事情をお話すると皆さん口を揃えて「その内定先はとても良い選択ですね!」とのコメントを頂きました。第三者からお墨付きを貰えたことは大変嬉しかったですし、エリートネットワークさんの目利きの確かさを象徴しているなと感じました。

今後は現職より事業規模も人数規模も大きい環境となるため、常に学びが多いと覚悟はしていますが、本質を突いたアウトプットを心がけ、早く貢献出来るように自己を高めていこうと思います。

最後に、人生初の転職活動に戸惑いが多かったのは事実でしたが、この機会に「どういうキャリアを歩んできて自身の強み・弱みは何なのか? また、今後どういう人生を描きたいのか?」を自問自答できたことは大変有意義であり大きな収穫でした。
結果として、様々な人に出会い刺激を受け、前向きに楽しみながら活動することが出来ました。

この『転職体験記』が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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