東証一部上場 創業80年の機械メーカー 法務部 社内弁護士
民事案件中心の法律事務所 弁護士
森川 美菜子 氏 34歳 / 女性
学歴:中央大学 法学部 法律学科 卒
上智大学大学院 博士前期課程 総合人間科学研究科 社会福祉学専攻 修了
上智大学大学院 博士後期課程 総合人間科学研究科 社会福祉学専攻 中途退学
東京大学大学院 法学政治研究科 法曹養成専攻 修了
保育士
TOEIC 825点
弁護士 ( 第69期司法修習生 )
私は、子育てと法律事務所勤務との両立に限界を感じ、(株)エリートネットワークさんに申込み、その強力バックアップのお陰で、質実剛健な落ち着きのある社風の一部上場企業への転職が叶いました。
以下、私の転職に至る経緯と、(株)エリートネットワークさんのサービスを体験記としてまとめましたので、仕事と育児との両立に悩む方にお読みいただけたら幸いです。
私は、法学部時代に、離婚後の親権制度に関心をもち、卒業後、上智大学院の社会福祉学専攻に進学しました。そして、両親の離婚後の親権をめぐる家事事件実務に携わる弁護士を志して、東京大学の法科大学院に進学しました。
法科大学院を修了してから結婚し、その後、3回目の受験で司法試験に合格しました。
その後の司法修習期間中に妊娠し、つわりが無かったことが幸いし、休学することなくそのまま1年間の司法修習を修了しました。そして司法修習修了後1ヶ月して、無事出産しました。
しかし、69期の私の場合、ご存じのとおり、司法修習は給費制ではなく貸与制の世代ですので、貸与金の返済に向けて収入を得ていく必要がありました。そこで、生後2ヶ月でしたが保育所に預け、法律事務所での勤務を開始しました。
法曹人口の増加の影響もあり、特に東京都心部では、弁護士にとって集客が悩みの種となる時代が来ていました。私が入所させていただいた法律事務所では、ネット集客ではなく紹介案件がほぼ100パーセントでした。そのため、現在のクライアントとの関係性を深める必要があるということで、営業活動としてクライアントとの夜間に及ぶ酒席への同席が業務内容に含まれていました。
また、土日も、相談に対応したり、自宅起案を命じられたりと、私生活の時間がほとんどなくなり、体調を崩してしまい、退職することになりました。
その頃、法科大学院時代の友人と、電車の中で偶然再会しました。彼は、法律事務所からインハウスへと転職して、ワークライフバランスが充実し、職場の雰囲気も劇的に良くなったと、近況報告してくれました。そして、「転職エージェントの面倒見が良くてとてもよかった。」と話してくれました。それが、(株)エリートネットワークさんとの出会いでした。
私は早速(株)エリートネットワークさんに転職のサポートを依頼し、銀座のオフィスに足を運び松井さんに面談をしていただくことになりました。
松井さんは、弁護士業界の趨勢を見通し、その中で、経済的安定性やQOLの向上を考えると、上場会社の法務部門へ転職することにメリットが大きい事をわかりやすく説明してくださいました。
私は、冒頭に記載したような初志は、将来的に第二の人生に於るライフワークとして取り組むことも可能であると考えました。また、30歳代半ばで赤ちゃんを育てている今、優先すべきことは何かと考えました。
そして、企業での法務職には、仕事内容の面で法律事務所と異なる魅力があり、まともな労働環境で働くこともできると考え、転職を決意しました。
こうして始まった企業の法務部への転職活動ですが、松井さんは、私の経歴や属性のみならず、性格までをもズバリ把握し、社風が合う企業とのマッチングを的確に行ってくだいました。ちなみに、松井さんの性格把握力は本当にすごいです。「当たってる・・・・・!!」と驚くことばかりで、さすが転職支援のスペシャリストだと思いました。
(株)エリートネットワークさんのサービスが他と違うと思うのは、主に次の4点です。
① 弱点フォロー
松井さんは、初回面談において、私の属性(女性・当時33歳・0歳育児中)について、転職市場ではどうしても企業に対してのウィークポイントとなってしまうだろうと、ざっくばらんに教えてくださいました。
そして、それをカバーするため、どのように何と何をアピールをするべきかという点まで、きちっと考えてくださいました。
例えば、松井さんが企業に提出する推薦文では、私の弱点についてフォローする情報が多く盛り込まれていて、企業が私に関する採用の懸念を払拭し得るよう、工夫が施されていました。
② 面接指導
松井さんは、発声や話し方のコツをアドバイスしてくださり、面接中もそれを意識するようにしました。
また、精神的に弱気になりがちな面接前には、元気になる声掛けをして送り出してくださり、良い勢いをつけて面接に臨むことが出来ました。
③ アフターフォロー
面接後、どう対処すべきかわからいないことが生じた時も、質問のメールやお電話をすると、松井さんは必ずお電話で丁寧にお話ししてくださいました。いつも的確にアドバイスをしてくださり、安心して転職活動を進めることができました。
その中で、全体的視野で物事をみたほうが良いことなどを教わりました。とてもためになるお話で、今後の生き方のヒントにもなるお話でした。
④ 徹底した面倒見の良さ
実は、私は、1次面接を通過し、企業様に二次選考まで進めていただいたのですが、体調面 (メンタル面ではありません) から訳あって止むを得ず一度選考を辞退させていただいたことがありました。
その約半年後、完全に回復した私は、入社希望の意思が断ち切れず、松井さんに再度連絡をとって、このような場合に再度応募させていただくことが可能かどうかご相談してみました。
松井さんは快諾して応援のお言葉をくださいました。そして再度仕切り直しの面接に向けて企業様に対しご尽力いただいたお陰で、再度チャンスをいただけることになりました。
仕切り直し後の一次面接に臨むにあたっては、松井さんから事前に、どのような態度で面接に臨むべきかをご指導いただきました。加えて、自分でも関東圏外にある同社の主力工場にも自主的に足を運び、ロケーションを確かめる等、出来る限りの下調べを行ないました。また、面接当日は直前に銀座のオフィスに再度お伺いし模擬面接をしていただき、元気に送り出してくださいました。
「最後まで、しっかり面倒見ますので。」
いつも掛けてくださるそのお言葉通り、最初から最後まで、責任持って力強いサポートをしていただきました。
お陰様で、穏やかで安定した環境で働ける、一部上場企業へ転職することができました。
また、不安になりがちな転職活動中も、松井さんの軽妙な語り口に、その緊張がほぐれ、おおらかな気持ちで乗り越えることができたように思います。
この転職活動を通じて松井さんに教えていただいたことは、今後の仕事や人生にも生かしていきたいと思っています。
本当に、お世話になりました。
どうもありがとうございました。