一部上場 創業100年の老舗 分析・計測機器メーカー 海外営業職
総合商社グループの化学品専門商社 海外営業職
三好 成康 氏 29歳 / 男性
学歴:中国 国立同済大学 国際交流文化学院 漢語言学科(経済貿易専攻) 卒
漢語水平考試(HSK)6級
TOEIC 640点
日商簿記検定試験 3級
少林寺拳法 1級
中型自動車免許(8t限定)
学生時代、日本人として世界的な幅広い視野を持つために、オリンピックと万博を控えた中国の国立大学に本科生として4年間留学しました。この留学を通じて、学んだ中国語と経済学を活かして海外営業職に就くことを目標とするようになりました。
就職活動にあたってはモノづくりに興味があったため、原料メーカーとそれを扱う商社に的を絞り、ご縁のあった総合商社の連結企業である安定した化学品専門商社に入社しました。かねてからの目標も叶い、実際に海外営業職として中国語圏の担当となり、メーカー、顧客と商談を行いながら20代を駆け抜け、これまでビジネス経験を積んできました。
前職は総合商社のグループ会社で、本体の役職者や海外赴任戻りの方が転籍してくることが多くありました。そのためプロモーションの面でプロパーとしての将来像が見えず、役職や待遇に関して不安を感じる声が周囲から多く聞こえていました。
そんな中、社内で若手のフットワークの軽い優秀な人材が、同業種のみならず異業種へ転職していく姿が目立つようになり、改めて自身を取り巻く環境を見つめ直したのが、転職のきっかけです。
前職ではモノや技術といった財産を持つメーカーの強みを感じる機会も多く、その強みを自分の力で最大限に発揮出来るだろうメーカーの営業職に就きたい、という望みが強くなりました。
加えて、これまでは大手総合商社の看板を背負う責任感と同時に、その強みを最大限に活用する営業活動を行ってきたため、強みと誇りを感じられる企業にこだわって転職活動を行いました。
転職活動を始めた当初、現職より志望度の高い企業が何社かありました。そのため、現職の選考は、それら志望度の高い何社かの選考の合間に進めることが出来れば、という気持ちで受け始めました。しかし、いざ現職の選考が始まると、会社の雰囲気やビジネス像に対して抱いていた元々のイメージと異なり、当初志望度の高かった企業群よりも自分の志向やメンタリティーにマッチした企業であることがわかりました。
こうしてベストな企業と出会うことが出来たのも(株)エリートネットワークの転職カウンセラーである小中出さんが丁寧にご説明下さったお蔭であり、とても感謝しています。
また、面接対策として、トークスクリプトを準備しました。その中で、面接官の方から質問をされやすいよう、ちょっとしたエピソードやプライベートも織り交ぜるようなアピール内容を何パターンか用意しました。特に前職での業績や成果に関するエピソードについては、転職先企業と関連する項目もあり、各エピソードにおける重要なポイントとして緊張している面接途中でも瞬時に最大限引き出せるよう心掛けました。
緊張しがちな性格なので、その場に応じた一言を事前に用意したスクリプトへ加えました。これにより、面接官の方だけでなく、自らを和ませる瞬間を時々作るようにしました。
また、初歩的なことではありますが、「考えながら話を進めると小声になりがちである」点は小中出さんから事前にご指摘を頂いていたので、自らを奮い立たせるよう、ハッキリと話すことを終始意識していました。
何気ないことでも気さくな雰囲気で迅速に対応して頂き、悩みの多い転職活動期間において心強いパートナーとなって頂きました。初対面のストレートなコメントに始まり、余談や追加情報も非常に参考になりました。ご対応の一つ一つが積み重なり今回の成果に繋がっています。
前職の方々からの「送り出す側の期待」、現職の上司や同僚からの「これから受け入れる期待」がそれぞれありますが、私にとことん向き合い、企業へ推薦しサポートして下さった小中出さんに良い報告が出来るよう、今の意気込みと今回の決断に至った軸を忘れず、新たなステージを一直線に邁進していきます。
この『転職体験記』が、同じような悩みを持ち、転職を決断された方の参考になれば幸いです。
また、素晴らしい出会いと機会をご提供下さった(株)エリートネットワークさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。