公認情報システム監査人、メガバンクから裁量権がより大きい新業態の金融機関へ

公認情報システム監査人、メガバンクから裁量権がより大きい新業態の金融機関へ

No.1098
  • 現職

    一部上場 新規サービス開発に積極的な金融機関 監査部 内部監査(管理職)

  • 前職

    メガバンク 内部監査部門 IT監査担当

柿崎 知佳子 氏 46歳 / 女性

学歴:東京工業大学 生命理工学部 生体機構学科 卒
東京工業大学大学院 生命理工学研究科 バイオサイエンス専攻 修了
CIA(公認内部監査人)
CISA(公認情報システム監査人)
金融内部監査士
テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)
※情報処理安全確保支援士登録申請中
情報セキュリティアドミニストレータ
第二種情報処理技術者
TOEIC 635点

転職を決意するまでの仕事の状況

直近の10年近く、同じ環境下で内部監査業務を担当しており、他部署への異動や、グループ会社の監査部門への異動を希望していたものの、受け入れられず閉塞感を感じていました。また、昇格等の処遇にも不満があったことから、仕事のモチベーションを維持するのが難しい状況でした。

ひとり腐っていても仕方がないと思い至り、今後のキャリアアップも見据え、新たなフィールドで力を発揮したいと考え、転職を決意しました。

転職活動の開始 ~ エリートネットワークとの出会い ~ その後の活動状況

転職サイトに登録し、数社の転職エージェントの方々とお話ししたところ、想定していた以上に応募できる案件があり、ひとまず安心しました。(年齢や女性であることから正直応募条件さえも難しいのではないかとの先入観を持っていました。)

ただ、どのエージェントも案件自体には特段違いは無く、どこにお願いすればいいのか……と迷っていました。
そんな中、エリートネットワークの転職カウンセラー安藤さんだけが、「自宅近辺で働きたい」という、(我ながら我侭な)希望を汲み取り、オープンな形では中途採用の募集をしていなかった企業へ直接ご相談くださり、応募の機会を与えてくださいました。当該企業には残念ながらご縁が無かったものの、「自宅近辺で働きたい」という気持ちはさっぱりと無くなり、その後の活動が楽になりました。
転職希望者のためにここまで動いてくださるなら信頼できると考え、安藤さんに全てお任せしようと思いました。

面接に際しては、「転職先で何ができるのかを明確にすること」「転職先に対して質問事項を最低でも3つ以上は用意すること」という、安藤さんより受けたアドバイスを基に臨みました。
初めに面接を受けた会社は、業務内容・規模・企業文化等が前職と似通っていたため、説得力のある転職理由が浮かばず、また、質問事項もこれといって特段浮かばず(凡そ知っているため)、終始雑談(当たり障りのない情報交換のような……)に終わり、結果もやはり駄目でした。

これを反省し、次の会社の面接では、業務に関連する雑誌のバックナンバーの記事を確認する等、しっかり情報収集しました。詳しく業務内容を知らなかったこともあり、調べるのが楽しく、また、調べるほどに、是非この会社で頑張りたいという気持ちが強くなりました。質問事項も10個程度用意して面接に臨むことができ、結果、面接の場では、業務に関連する話で自然に盛り上がることができました。

転職先決定に至るまでの考え、今後の抱負

転職先について、内定が出た当初、1点だけどうしても気になりましたが、待遇に係ることであり、あまりしつこく確認してはいけないのではないかとの思い込みと遠慮もありモヤモヤしていました。
これについて、安藤さんから「しっかり確認して構わない、納得いくまで確認してから返事をして良い」とのアドバイスをいただき、正面切って確認したところ、実は、前職の銀行での慣習に当てはめて不安に感じていただけで、結果問題ない(前職の慣習が当てはまらない)ことが分かり、晴れやかな気持ちで内定を受けることができました。

転職先は、これまでの経験・知見を活かしつつ、新しく勉強することも沢山あり、本当に楽しみです。謙虚な気持ちで前向きに仕事に取り組み、精進して参ります。

この度は、本当にお世話になり、ありがとうございました。

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