一部上場 大手総合商社 情報システム部 イノベーション推進室
一部上場 総合電機メーカー 物流ユニット システムエンジニア
井沢 真人 氏 37歳 / 男性
学歴:上位 旧・帝国大学 工学部 電気電子工学科 卒
上位 旧・帝国大学大学院 工学研究科 情報システム専攻 修了
PMP(Project Management Professional)
EF International School of English(ニューヨーク)で語学留学
※在職中にグローバル要員に選出
私は、大学・大学院でITに関する研究をしていたこともあり、その知識を活かせる職業を探しました。加えて重要視したことは、社会にインパクトを与えられる仕事であること、活発にコミュニケーションが図れる仕事であることでした。
これらを叶えられる仕事として、前職の某大手総合電機メーカーのシステムエンジニアという道を選びました。
前職では10年以上、多種多様な顧客の様々なシステムを経験してきました。若い頃は、がむしゃらにシステム構築に取り組んできましたが、経験を重ね、近年ではプロジェクトマネージャーとしてシステム構築に携わることが多くなりました。
その中で、顧客が企画したシステムを構築するのではなく、会社の経営方針に従ったIT戦略を自分自身で立案し、システム企画から導入まで一貫して実施したいという想いが強くなり、転職を決意しました。
転職先を選ぶ際にこだわったことは、「IT戦略立案を実施できること」「特定の業種ではなく様々な業種のITに関わることができること」でした。
転職活動開始時は、第一志望の企業をなかなか決めることができませんでした。面接を受けた各社とも、HPや紙面に掲載されている程度の情報しか得ることができなかったためです。
しかしながら、面接を受ける中で志望企業を知り、入社後の自分を想像することで第一志望の企業を決めることができました。面接の場を単に試験と考えるのではなく、企業を知るための有用な学びの場だと意識して取り組むことが大切だと感じました。
面接の前に準備したことは以下の2つでした。
・前職での実務経験を振り返る。
・転職先企業に入社後、短期的・長期的な視点で何をしたいのかを徹底的に考える。
前職の実務経験については、経験した各プロジェクト(別の総合商社のシステム構築案件でのPM、PL担当の実績等)について、その結果だけではなく、上手くいった点や上手くいかなかった点を洗い出し、それらの理由や、現在の自分にそれらの経験がどう活きているかを纏めました。
自分自身の考えに決してぶれを生じさせないようにしました。芯のある考えを持つことで、1次、2次、3次と進んでいく中でも自身の発言に矛盾が生じることを阻止できました。
また、志望企業がどんな会社なのかを知るために企業への質問をリストアップし、その質問を通して会話する中で企業を知るように心がけました。
次の転職先として選んだ企業は、転職において自身がこだわった点をすべて満たしてくれる企業(総合商社)です。また、転職を考える中で描いた転職先での短期的・長期的なキャリアプランを、確実に実現すべく仕事に励みたいと思います。
エリートネットワークの転職カウンセラー小中出さんには面接後のフォローアップや、企業との調整を柔軟かつ迅速に行っていただき、非常に感謝しています。