ゲームプロデューサー、タイ語を活かし製造業のタイ勤務に

ゲームプロデューサー、タイ語を活かし製造業のタイ勤務に

No.1106
  • 現職

    高収益を誇る包装・パッケージメーカー 海外事業部 海外営業

  • 前職

    東証一部上場 ゲーム会社 海外各社との渉外及び市場調査担当 → ゲームプロデューサー

木戸 武久 氏 27歳 / 男性

学歴:大阪大学 外国語学部 外国語学科 タイ語専攻 卒
タイ・チュラロンコン大学 交換留学(一年間)
TOEIC 940点
日本でタイ語を学ぶ大学生のためのタイ語弁論大会 2年生の部 優勝
(神田外語大学・在京タイ王国大使館共催)

私は、大学でタイ語を専攻し、在学中に一年間の交換留学も経験致しました。そのため、タイ語についてはある程度の自信を持っており、将来的には、タイ語の能力や、タイ文化・社会についての知識を活かしながら仕事をすることを希望しておりました。

新卒で入社した会社は、ゲーム会社でした。エンターテインメントという分野に魅力を感じ、世界的にビジネスを展開している企業でもあったので、私が希望していたような、タイを始めとした海外に向けての仕事が出来ると考え、入社に至りました。

最初の配属先は、希望通り、海外関連の業務を担当する部署で、主にアジア地域の海外協業企業との渉外を担当致しました。まだ社会人になりたてで不慣れなことも多く、戸惑うこともしばしばありましたが、チームには海外に関する深い知見を持った方や、外国人の方も多く、非常に刺激的な環境でした。業務の中で、バックグラウンドやビジネスへの考え方が異なる海外企業と、どのように円滑にコミュニケーションを図っていくか等、諸先輩方の姿勢から大いに学ぶことが出来ました。

その後約一年間、引き続き海外系の部署に所属し、海外の市場調査等のマーケティング業務全般や、ゲームテキスト翻訳のディレクション等、海外に関わる業務を幅広く担当し、実務経験を積みました。

直近では、ゲームのプロデューサーを二年弱担当し、ゲームタイトルの開発・運営全体を統括しておりました。チームを引っ張りながら売上目標を達成しなければならない責任ある立場を経験することで、チームマネージメントやプロジェクト管理の知見を身につけることが出来ました。
また、当然ながらお客様の期待に応えていくことが必要となる業務でしたので、ユーザーニーズの詳細な分析やそれに対して即時的に対応していく工夫等、スピーディに業務を回すためのスキルを身につけることが出来ました。

上記の通り、前職では、若手ながらに大きな仕事を担当させていただき、成長する機会を与えていただきました。また、給与面も同世代と比べると高く、職場の雰囲気も良く、特に不満もなかったのですが、一方で、やはり “タイに行きたい” という気持ちが日々強くなっていきました。三十代になる前にはタイに渡りたいなと漠然と考え始めました。

そういった状況の中で、タイに行くための手段の一つとして、転職を考えるようになりました。

何社かのエージェントの方に連絡を取りましたが、タイに関係する求人案件を持たれている会社はほとんどなく、逆にタイとは関係のない給与等待遇の良い企業を勧められましたが、そもそもの転職動機とマッチしておりませんでしたので、面接に伺ってもあまりピンとくる企業は御座いませんでした。

そんな中で、エリートネットワークの転職カウンセラー梨本様からご連絡いただき、ご面談の機会をいただきました。最初にお会いした際、「希望にマッチする企業があれば転職にチャレンジするのも良いと思いますが、現在の状況を鑑みるに無理に転職しなくても良いと思います」と親身になってアドバイスをいただきました。

そして、いくつか企業をご提案いただきましたが、その中で今回の転職先を選んだ理由は、入社後すぐにタイへの赴任が可能という私にとってはまさに理想的な条件をご提示いただいたことが大きかったです。また、面接に伺った際に拝見した社内の雰囲気も私に合いそうだと思えたことと、これまでとは全く違う業界にチャレンジ出来る非常に刺激的な環境であるということも決め手の一つとなりました。

この企業は、エリートネットワーク様だけに求人依頼をしていたので、梨本様からお話をいただけたことは、私にとって大変幸運なことでした。

私の場合、前職で何か問題があっての転職活動ではなかったため、よく言えば切羽詰まった状況ではありませんでしたが、前職での仕事をこなしつつ面接にも伺うというような状況でした。そんな中で梨本様にサポートいただけたのは非常に大きかったです。また、面接を含め、色々な企業の実態について知ることも出来、良い経験になったなと思います。

これから全く違う業界で、さらに近々外国での仕事になりますが、自ら希望した道ですので、しっかりと悔いのないように取り組んでいこうと思います。

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