一部上場 自動車部品メーカー 生産技術担当
一部上場 自動車部品メーカー 生産技術担当
福元 治彦 氏 23歳 / 男性
学歴:沼津工業高等専門学校 機械工学科 卒
フォークリフト運転技能講習 修了
産業用ロボットの教示等の業務特別教育 修了
CE保安講習 修了
子供の頃から自動車等の乗り物に興味があったため、自動車業界で働きたいと思っていました。
また、機械設計にも興味があったので、高専では機械工学を専攻しており、最終的に自動車部品会社の設計部署を希望し、入社しました。
半年間の新入社員研修の後、工場の保全部署に配属になりました。保全部署では主に設備のメンテナンス、突発故障の対応を行いました。
その後、工場の改善業務を担当する部署に転属となり、そちらでは主に現行ラインの改善業務、品質不具合の対応を行いました。それらの業務の中では産業用ロボットの取り扱い、画像処理の基礎知識、生産業務に関する知識等を体得できました。
元々組織内における社員相互の協力態勢が希薄な風土の会社でした。自分自身もそれに甘んじ、自ら能動的に周囲に働きかけることが充分にはできなかったことが原因で人間関係がうまくいかず、担当業務を回し切れなくなったことが私の中でストレスになり、転職を決心しました。
自動車業界で働きたいという部分は譲れませんでした。また、最初の段階では地元で就職したいとの思いもありましたが、技術者として働いていく中で転勤の可能性は消えないと思い直し、勤務地はこだわらないことにしました。
(株)エリートネットワークの転職カウンセラーである黒澤さんのご支援を受ける中で、職務経歴書・履歴書の添削や具体的な指導を行って頂けたことが、大変心強かったです。
実際に黒澤さんに会って頂いて話をしたときに、面接で気を付けた方がよい自分の癖やしゃべり方をご指摘頂けたことが助かりました。
また、面談の際の「技術者とは広い範囲の複雑な問題を解決するのが仕事だ」というお話を通じて、今まで私がしていた仕事は果たして技術者のものだったのか、と今一度考え直すことができました。
加えて、仕事は周りを巻き込みながら進めていくもので、基本的には一人で抱え込むものではないとも教えて頂き、仕事に対するプレッシャーが軽くなりました。
転職にまつわる相談だけでなく、根本的な仕事に対する考え方やスタンスについてもわかりやすく話して頂けたことは、よい経験になりました。
気付いた点としては、以下があります。
まず、今回の転職は人間関係でうまくいかず、ストレスを感じたことが発端でした。しかし、どういう職場環境であれ周りの人間関係を円滑にするために、コミュニケーションはとても重要だと感じました。
また、仕事をしていて忙しい中でも、時間を見つけ資格を取得することは必要だとも感じました。仕事をしていればスキルや経験は積み重なっていきますが、それらを第三者に面接の際に的確に伝えることは難しいからです。
そして今回、私は仕事を辞めてから転職活動を始めましたが、仕事が見つからないリスクをもっと深く考えて行動するべきだったとも感じています。
今回内定を頂いた会社では、明るく元気に仕事をし、積極的なコミュニケーションで周りを巻き込みながら業務を進めていきたいと思います。
そして新しいスキルを体得して、より成果をあげられるよう成長していきたいと思います。