美容専門学校も運営する美容総合商社 総務部門管理職
私立大学 総務人事部長
志村 健太 氏 41歳 / 男性
学歴:千葉県立 千葉高校 卒
早稲田大学 教育学部 社会学科 地理歴史専修 卒
実用英語技能検定 2級
防火管理者資格
自衛消防業務講習 修了
私は、大学職員として14年間働いてきました。これから大学職員への転職を考えている方、大学職員から転職を考えている方に参考にしていただければ幸いです。
大学職員という職業に対してどういうイメージをお持ちでしょうか。「仕事が楽で、休みも多いのに、給与が高い。」と大半の方が思っているのではないでしょうか。少子化の影響もあるものの、国や自治体の補助金があるから大丈夫だろうと思っていませんか。
大学事務職員は人気職種となっており、他業種からの転職希望者も多いと聞きます。
たしかに学生を何千・何万人も抱える大手の学校法人は、ご想像のとおりかもしれません。大規模大学の職員の方は、余程の事がない限り、転職しようとは考えないでしょう。(私が働いていたような小規模の大学では、職員一人ひとりが多くの業務を担当していますので、必然的に残業は多くなります。)
一方、大学職員は、楽な仕事しかしていない=仕事ができない人という、否定的なイメージを持たれているような気がします。実際に、私も大学職員になる前までは、そう思っていました。また、学校で働いたことがある方は分かると思いますが、人事にしても、経理にしても独特なルールや習わしがあり、一般社会では役に立たないものばかりで、学校の教職員だった方が一般企業に転職する場合、大変苦労すると思います。
それでは、以下、私の『転職体験記』です。
新卒で入ったのは出版社でした。本好きだったこともあって、学生時代は書店でアルバイトをしており、その流れで就職を決めました。営業部に配属され、楽しく仕事をしていましたが、入社して4年目の夏、賞与が支給されませんでした。紙の書籍や雑誌が売れない、いわゆる出版不況の始まりでした。当時はまだ若かったこともあり、何も考えずに仕事を辞めてしまいました。
その半年後、就職活動を始めます。教育学部卒だったこともあり、周りに学校の教員や職員として働いている者が多く、教育業界に興味を持ち、大学職員として学校法人に入職しました。
職員として大学運営に必要なありとあらゆる業務を担当したこともあって、大学は私の仕事ぶりをそれなりに評価してくれていましたし、キャリアとしては順調でした。しかし、職員が少なかったこともあり、残業や休日出勤が多く、家には寝るために帰るだけの生活をしていました。
しかし、結婚を機に、もう少しプライベートの時間を確保したいと考え、前職の学校法人に転職することになります。
少子高齢化によって、大学の置かれる環境は年々厳しさを増しています。「大学全入時代」を向かえ、大学には変革が求められています。そんな中、経営陣の目指す方向と自分が良いと思う方向に乖離が生じ、私は転職を決意しました。
転職も初めてではないですし、職員の採用もしていたので、転職が厳しいものであることは分かっているつもりでしたので、自分の経験とスキルを活かせる、別の学校法人への転職を希望しました。
最初は、大手の人材紹介会社にいくつか登録しました。幸い、求人案件を複数紹介していただくことができましたが、最終的に内定をいただくまでには至りませんでした。人材紹介会社に登録すると、エージェントとの面談(直接または電話)→ 求人紹介 → 応募 → 面接が一般的な流れだと思います。私も仕事柄、多くの人材紹介会社の方とお付き合いがありましたので、全員がそうでないことは分かっていますが、大手の紹介会社になればなるほど、エージェントの対応が機械的になりがちでした。
ネットで求人案件を検索していたところ、エリートネットワークさんのホームページに辿り着きました。人事の仕事をしておりましたが、正直なところ、自分は聞いたことのない会社だったので不安を覚えましたが(笑)、興味のある求人案件があったので、連絡を取ることにしました。
初めて銀座のオフィスで転職カウンセラーの高橋さんにお会いして、求人案件について詳しくお話をお伺いしたところ、一般企業であるにも関わらず、自分の希望条件ぴったりの求人であることが分かりました。
それから、高橋さんにお世話になることになるのですが、まず感じたのは、「レスポンスの早さ」です。主にメールで連絡を取り合っていたのですが、仕事が忙しく、メールの送信が夜中や休日になっても、すぐに返信をいただきました。紹介企業の特徴や採用面接のポイントなどを分かりやすく教えていただき、とても安心することができました。
今回、納得のいく転職ができたのも、高橋さんのサポートがあってのことと感じており、本当に感謝しています。ありがとうございました。