東証1部上場 金融系システム開発・コンサルティング会社 コンサルタント
東証1部上場 総合電機メーカー 半導体デバイス部門 代理店営業職
平井 三朗 氏 25歳 / 男性
学歴:須磨学園高等学校 卒
神戸大学 経済学部 経済学科 卒
TOEIC 785点
新卒での就職活動時は、①BtoB ②メーカー ③海外に関われる という3つの軸を持って活動していた。結果、それらの軸に当てはまった中で一番大手の会社に就職することにした。
当時はあまり将来の生き方について深く考えておらず、潜在意識として、会社に依存して生きていくことを考えていたと思う。
(だから一番大きい会社に就職したのかもしれない)
新卒で入社して、1年間工場で生産管理の実務研修を行い、2年目から代理店商流による営業活動を行った。代理店と協力して、製品の拡販活動+既存顧客のサポートを行っていた。
営業活動を通じて、社内システムが十分に活用されていないことに気が付き、システムの運用改善を主な業務として行った。
大き過ぎる組織が故に受動的な営業スタイルしか学べておらず、客先の要求事項を正確に理解し、回答するということはできるが、能動的な提案活動・営業スタイルが学べていないことに気が付いた。
会社に働きかけて、もっと能動的に取り組みたいと訴えたところ、社内システムの運用改善に関しては大きく任せてもらえるようになった。しかし、本業の代理店への営業活動ではやりがいを得られず、主体的に動けない(成長を実感できない)ことが続いたため、転職を考えるようになった。
新卒時には漠然と会社に依存した人生を考えていたが、この頃から、会社に依存せず、自分の力で人生設計をしたいと強く思うようになり、3年目で転職を決意した。
転職活動の軸としては、①幅広い業務に関われること ②ITに深く関われること ③現場レベルで深く業務ができることを挙げた。
新卒で入社した大企業での経験を通じ、システムを通じた労働生産性の向上に興味を持ち、ITに関わりたいと思った。また、その中でも幅広い業務+現場レベルで深く関われる成長可能な環境により、マネジメント側に回っても問題ないような実績・実力を身につけようと思った。
活動の末、自身の希望にかなった会社に転職することができた。しんどいことのほうが多いかもしれないが、新卒時の会社に依存して生きていくという選択ではなく、自身でキャリア設計のできる人間になる選択をしたという観点で、転職後のほうが充実した人生を送れると思う。
次の職場では、気持ちを入れ替え、新卒のようなフレッシュさとやる気で臨みたいと思う。