政府系 金融機関 総合職（ジョブローテーションあり）
金融法務・企業法務を中核とする法律事務所 弁護士
森脇 昌 氏 27歳 / 男性
学歴：私立大学 法学部 法律学科 卒
私立大学 大学院 法務研究科 修了
弁護士（第71期司法修習）
私は、2018年12月に弁護士登録をした後、金融法務をメインに扱う法律事務所に入所し、2年ほど勤務しました。
私が勤務していた事務所は少数精鋭の体制をとっており、若手のうちから様々な案件に主体的に携わることができました。そのため、クライアントからの日々の法律相談、様々なスキームの融資契約書のレビューやドキュメンテーション、ファンドの組成等を通じて、忙しくも充実した業務経験を積むことができました。
日々のファイナンス案件に携わるうちに、次第に法的な面からのみではなく、ビジネスサイドからもファイナンス案件に携わりたいと思うようになりました。というのも、クライアントのニーズに沿った法的アドバイスを行うためには、法的な観点はもちろん、ビジネスサイドの視点も重要となってくることを日々の業務の中で痛感していたからです。
事務所のパートナーや先輩アソシエイトの中には、金融機関での業務経験を有する先生方がおり、ビジネスサイドの話を聞く機会もありましたが、話を聞いているだけでは何となくわかった気になるだけで、実際に自分で経験しなければ、自分の力にならないのではないかと感じました。
今後のキャリアから展望すると、やはり早い段階でビジネスサイドを経験しておいた方が良いとの考えに至り、一当事者として案件全体に携わりビジネスサイドの知見を身に付けるべく、法律事務所を飛び出し、転職することを決意しました。
転職にあたり、自力での転職活動は困難であると判断し、エージェントに登録することにしました。様々なエージェントがある中、(株)エリートネットワーク様では、弁護士の転職活動に注力していることに加え、一人の担当者がカウンセリングから案件紹介まで全て一気通貫で対応しているとのことだったので、他のエージェントに比べスムーズな転職活動のサポートをしていただけると考え、(株)エリートネットワーク様に登録を行いました。
ご担当いただいたのは転職カウンセラーの篠原様でした。
篠原様が迅速に設定してくださったカウンセリングの末、金融機関を中心にエントリーを行うこととなりました。
・事前準備
篠原様とのカウンセリングでは、なぜこのタイミングでの転職であるか、法律事務所ではなく企業にエントリーするのかについて説明できるようにしておくこと、また一般的な弁護士の転職と比べて業務経験が2年と浅いことから、どんな仕事でも柔軟に取り組む姿勢を示すことが大切であるとアドバイスをいただき、全ての面接で意識しました。
また、自分のこれまでのキャリアの棚卸を行い、弁護士としての経験のみならず、大学院、大学、高校時代等の経験まで遡り、今の自分がどのように形成されていったのかについて具体的に説明できるようにしました。
これと並行して、各金融機関の有価証券報告書や統合報告書を読み、各金融機関の強みや具体的な取り組み内容を確認し、自分の言葉で説明できるようにしました。
また、コロナ禍における転職活動であったため、実際の面接前に、篠原様よりオンラインにフォーカスした面接対策もしていただきました。声の大きさや視線、対面以上に一文を短くすることを意識する必要があるなどのアドバイスをいただきました。対策のおかげで、初めてのオンライン面接でも安心して臨むことができました。
・面接本番
コロナ禍という状況下ではありましたが、幸運にもいくつかの金融機関から面接の機会をいただくことができました。
実際の面接では、なぜ転職をしようと思ったのか、なぜ事務所ではなく企業なのかといったオーソドックスな質問から、弁護士として扱った業務内容に関する質問（契約書のレビューにおいては何を意識しているのか等）など幅広い質問を受けました。いずれの質問についても、自分の経験と紐づけながら具体的に説明することが重要だと実感しました。
また、面接後には篠原様に面接での手応えをお伝えし、その内容を踏まえて先方へ援護射撃を行っていただきました。面接でもう少しアピールしておけばよかったことや伝え方が悪かったと思うようなことがあったとしても、篠原様がフォローしてくださると思えたことで、安心して面接に臨むことができました。
その結果、エントリー開始から約1か月半ほどで、無事に第1希望としていた政府系金融機関から内定をいただくことができました。
私にとって初めての転職活動でしたが、(株)エリートネットワーク様に登録したからこそ成功したのだと思います。初めての転職活動であり不安になることもありましたが、篠原様の的確なサポートのおかげで無事に乗り切ることができました。
この場をお借りして(株)エリートネットワーク様、篠原様に改めて心からの感謝を申し上げます。
