第二新卒のシステムエンジニア、入社半年で働き方を改善するため転職

第二新卒のシステムエンジニア、入社半年で働き方を改善するため転職

No.1232
  • 現職

    遊技機筐体メーカー AVエンジニア

  • 前職

    創業50年のプライムSIer システムエンジニア

代田 一樹 氏 23歳 / 男性

学歴:県立高校 卒
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 コンピュータサイエンス学科 卒
基本情報技術者試験
OS(Windows、Linux、Mac OS)
言語(C、Java、JavaScript、Python、HTML/CSS)

・学生時代の就活

学生の頃は大学にてプログラミングを専攻していたため「給料が高くて、勤務地が固定で、ホワイトそうな会社ならどこでもいい」と考えていました。

採用担当や先輩社員も優しい方であり、「残業は少なく、研修も手厚い」と聞いていたため、この会社が良い!と思った前職の会社から、無事に内定をいただきました。
もちろん入社時にはこの会社で5年以上は働くつもりでした。

・入社後、転職を考え始めたきっかけ

仕事自体は特に苦ではありませんでした。指示された仕事を淡々とこなし、「次はこれやって」「次はこれ」「今日は終了。明日はこれやって」の繰り返しです。先輩とプライベートな話をする事はありませんでした。

実際に入社して、研修を受けていく中で「仕事は楽しむべきではない」「今、息抜きが必要だと思うなら、この業界に向いていない」といった上司の発言や、長時間の残業が慢性化している事、先輩が辞めたくても辞められない状況を鑑みて、一刻も早く辞めるべきだと判断し、8月頃から転職活動を始めました。

当時はエリートネットワーク様とは別の転職サイトで転職活動を行っていたのですが、コロナ禍のせいか、まともな求人案件が少ない状況でした。月々の給与が大きく下がってしまう、勤務地が固定でない、といった点であまり望ましくない求人案件が多いと判断し、その時は一旦転職活動を諦め「今の会社で3年は働こう」と考えました。

それから3ヶ月後、同じ部署の同期5人のうち2人が鬱になりました。鬱病歴がない人間が鬱になるような環境であり、メンターも存在していないため誰も話を聞いてくれない。先輩社員は毎日15時間、休憩時間も働き続けていて、死んだような顔で自分に指示を出している。とてもプライベートな話をできる環境ではない。
そんな場所で自分は3年、5年と働き続けていいのか?と冷静に考え、例え給与が下がったとしても、自分の心が壊れてしまう前に辞めなければならないと思いました。

その時、改めて「自分が本当にやりたい事は何か?」と考えました。今後30年、40年と働き続け、多くの時間を仕事に費やしていく中で、自分が納得する事は何か?と考えた際に、勤務地や給与よりも、自分がやりたい事を優先すべきだと思い至り、それを軸に転職活動を11月から再開しました。

あまり職場に迷惑をかけたくなかったため、まだ次の会社が見つかっていない状況ではありましたが上司に退職の旨を伝え、自分なりに必死で転職活動を行いました。
その結果、自分が行きたいと思っていた業種から内定をいただく事ができました。

・転職活動を振り返って

次の会社が決まる前に退職の旨を伝えてしまうと、空白期間ができた場合に保険の切り替えが面倒であるため、あまり良くないかもしれません。自分の場合は「今辞めないと辞められなくなるかもしれない」「迷惑をかけたくない」という気持ちがあったからですが、そうでない場合は次が決まってからでも良いと感じました。

また、早めに伝えてしまうとボーナスが減ります。冬のボーナスは新人全員同額だったようですが、自分は同期の1/10以下の額でした。

・最後に

今回の転職活動において、全力でサポートしてくださったエリートネットワーク様には心から感謝しています。転職カウンセラーの堀様のバックアップがあったお陰で無事に内定をいただく事ができたと思っています。

早期の退職・転職活動を通して、本当にやりたいと思っていた事に巡り合う事ができたため、全力で成果を出し、会社の期待に添えるよう頑張っていきたいと思います。

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