高専卒24歳、大卒が条件のポジションにキャリアアップ

高専卒24歳、大卒が条件のポジションにキャリアアップ

No.1236
  • 現職

    創業100年 特殊建築物メーカー 生産企画部 業務改善担当

  • 前職

    有名飲料メーカーグループ 製造会社 瓶詰・包装部門 ラベリング工程担当

平岡 義哉 氏 24歳 / 男性

学歴:国立鈴鹿工業高等専門学校 材料工学科 卒
乙種四類危険物取扱者
有機溶剤作業主任者
酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
玉掛技能講習 修了
自主保全士2級

前職について

私は鈴鹿高専を卒業後、新卒で飲料メーカーに就職しました。
就職先を選んだ理由は地元大阪で働けて、大手企業だったら安泰、それに好きなお酒を造れたら楽しいだろう。あとは座談会でお話しした先輩方から伺った条件面が、その他企業と比べて良かったから、という程度の気持ちでした。

入社してすぐに飲料製造工場の瓶詰部門に配属され、協力会社の方に委託していた箇所の取り込みとして先輩社員と共にOJTを受けました。
その頃にようやく、自分と座談会でお話ししていた先輩方とは待遇・条件面が異なる事実を知りました。理由は数年前の分社化でした。
同じ業務をしていても給与面等でかなり差があることに不満を感じましたが、当時の上司から、「来年、今現場にOJT入っているメンバーからリーダーを決める。でもそれは先輩後輩関係なく実力で決める!」という話を聞きました。これを受け、負けず嫌いな性格もあり、先輩、OJTをして下さっている協力会社の方々を1年以内に抜いてやろうと意気込み、ルーチン業務の早期習得は勿論のこと、日々どうすれば担当設備の停止を減らせるかを考えながら仕事を行っていました。

意識高く仕事を頑張ったことで、2年目に先輩方を抑え、念願だった現場リーダー(いくつもあるラインのうちの1つのライン担当)に異例の抜擢をしてもらうことが出来ました。評価されたことで、私は今後もどんどん現場を改善してさらに先輩方を突き放してやろう、期待して任命してくれた上司に応えようと頑張り続け、充実した日々を過ごしていました。

ですが3年目、状況に変化がありました。
30代の先輩が別の部署に異動し、それまでその方がされていた瓶詰全てのライン運営をサポートするスタッフ業務のポジションに空きが出来たのです。この空席には、本来であれば現場リーダーを経験している私が入るはずが、現場で単にオペレーションを回していた先輩が就くことになりました。
私は自分がその方にスキル等でも負けているとは思えず、当然この件を上司に問い合わせました。
すると「スタッフ業務へは本社採用の先輩から順番に登用となる。」と言われました。今の世の中、まだまだ年功序列なのは理解しているので、「では私も26歳まで(上がった先輩の年齢)には同じポジションになれますか」と次に質問したところ「30歳より後半にはなる」と告げられました。

これまで、同じ高専卒でもただ入社年が早いだけで条件面に違いがあるれけど、頑張ればその方々より上に行ける、という反骨心でやってきたモチベーションを保てなくなりました。どうせ頑張っても先輩方には勝てないなら、まだ若いし再チャレンジしようと思い転職を決意しました。

転職活動

実際に転職活動を始めた頃はコロナ禍の影響もあったのか、高専卒の私は書類選考で落とされることが多く(単に私の書類がショボかったのもあると思います 笑)、結果は散々でした。
中には書類選考を通過した会社もありましたが、面接でお話しする中で自分の求める譲れない条件を満たしていないなと辞退することが多く、現状に妥協すべきか否か?と悩んでいました。

そんな頃に『高専転職ガイド』というサイトを見つけ、そのサイトを通じてエリートネットワークの転職カウンセラーである黒澤さんに出会いました。
既に多くの企業にエントリーしていたこともあり、新たな紹介はとても難しかったと思いますが(他エージェント様には、私の挙げた条件を満たすのは難しい、と言われていました)、親身になって対応して頂けたことに加え、私が求める企業をただ紹介するのではなく、私の性格や能力、経験を考慮して、これまで以上にもっと活躍出来る企業を紹介してくれていると感じました。

私が黒澤さんとのやり取りの中で感銘を受けたことがあります。それは他のエージェントで内定を頂いた企業について悩んでいた私の相談にまで乗って下さったことです。他エージェントでの話を相談するのはどうかと思いましたが、親身になってその企業についても調べて対応してくれた黒澤さんの人柄には、男同士ではありますが私は惚れました!

上記の様な経緯もありながらの活動でしたが、元々は大卒以上の条件で募集されていた中から、ある企業の現場改善リーダーポジションで紹介して頂きました。
当初はこれは私の年齢だと、どうせ経験不足等の理由で採用してくれないだろうな、それに異業種だし無理だろう、という気持ちもありましたが、黒澤さんのゴリ押し? 笑 のお蔭か書類選考を通過することが出来ました。

また、面接でも的確なアドバイスと援護射撃をして頂けたお蔭で、本来なら三次まで面接がある中、二次終了時点で内定を頂くことが出来ました。条件も工場採用ではなく、本社採用で全ての工場を統括運営する部門に配属頂けることとなりました。かつてないほどの期待と同時に、経験の浅い私にそんな大役が務まるのだろうかと不安もありましたが、黒澤さんに背中を押してもらったことで自分に自信をもって入社準備を進めることが出来ました。

転職活動を終えて

入社を決めた企業は名実共に実力主義の企業であるので、自分がどこまで成長出来るかチャレンジングな環境ではありますが、これこそ自分が求めていたことだと今はとても満足しています。これも黒澤さんに巡り合えたお蔭だと感謝しています。より俯瞰的な視点が求められ、かなり難しい業務にはなると思いますが、一刻も早く戦力となり一目置かれる存在になれるよう精進していきたいと思います。

同じように高専卒でもっともっとチャレンジしたい!あるいは、転職活動が上手くいっていないという方がいましたら是非黒澤さんにお話だけでも聞いてもらって下さい。何社もエージェントサポートを受けた私が言うので間違いないです。笑

最後に、これまで親身にサポートして下さった黒澤さん。ありがとうございました。
コロナが収まって私が東京に出張等で行く機会があれば一緒に飲みにでも行って頂けると嬉しいです。ないとは思いますが、もしまたさらにチャレンジしたいと私が思うことがあれば一番に連絡させて頂きますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

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