24歳女性 特許事務所から、弁理士試験を経て有名電機メーカーへの転職

No.1239
  • 現職

    一部上場 大手電機メーカー 研究開発事業部門 知的財産本部 特許等知的財産に関する契約ドラフト及び契約交渉

  • 前職

    大手特許事務所 商標部門 事務職

浅井 美歩 氏 24歳 / 女性

学歴:都内私立高校(中高一貫)
早稲田大学 法学部 卒
Lund University(スウェーデン) 留学
TOEIC 865点
弁理士試験 短答式試験合格

①はじめに

今回、エリートネットワークの転職カウンセラーである木村様のご紹介で、大手電機メーカーに転職しました。

②学生時代

約1年間欧州に留学していました。留学中に様々な国の人や文化と触れ合ったことにより、主に日本の高い技術力に誇りを持つようになりました。
帰国後は学部で法律の面白さを実感したこともあり、「技術×法律」という二つの興味の重なりから弁理士資格の取得を目指すことを決めました。

③新卒時の就活の時の仕事観

資格取得に対して強い信念があり、数年で合格することを考えると知財職しか目に入りませんでした。しかし、知的財産職で新卒で募集をかけている企業は少なかったため、特許事務所で実務を学ぼうと思い、特許事務所への入所を決めました。

④前職での仕事

前職では、様々な国の知財制度に関する知識が身に付きました。また、毎日のように海外とメールでやり取りをするため、英語の力が付きます。
ただ、資格を取得する前であったため、ほとんどはマニュアルやテンプレートに沿って書類を作成し、データベースに入力したり、英語翻訳、クライアント等に送付する等の流れ作業をするのが主でした。その点には、自分にとっての成長につながらないと物足りなさを感じていました。

後に弁理士資格に合格すれば立場は変わるためその気持ちは解消されます。しかし、この業務をずっと続けるわけではないとわかっていながらも、どこか葛藤しながら働いているうちに、勉強に100%の力を注いで、一刻も早く試験に合格したいと強く思うようになりました。そこで社会人二年目に入る前に、勉強の時間を確保するために思い切って事務所を退職しました。

⑤転職活動

論文試験がようやく終わったころ、そろそろ仕事を探そうと思い立ちました。インターネットでメーカーの知財の求人があるエージェントを探し、エリートネットワークさんと大手のエージェントを選びました。
エリートネットワークさんには『転職体験記』に私と同じような境遇の方の体験記が載っていたため、期待感を持っていました。

初回カウンセリングでは、木村様にお世話になりました。初めは緊張していたのですが、木村様は非常に丁寧で親しみやすく、じっくりと話をきいてくださったため本音で気持ちをお伝え出来てすごく安心しました。
私が一番驚いたのが、エリートネットワークさんは転職カウンセラーの方が法人営業も兼務されているということでした。「会社のことをよく理解した上で求職者のサポートをする」という特徴をお聞きして非常に期待値が上がりました。

その後、エリートネットワークさんを通じて応募した会社から書類選考通過の連絡がありました。
木村様は一次面接前に、Zoomで合計3回も企業研究のアドバイスや面接対策のやり方を教えてくださいました。振り返ってみると、面接が決まってから週に約2回(多い時は3回)はZoomでお話させて頂いていました。他のエージェントではそのような機会はなく、初回カウンセリングと事務的な連絡があっただけでしたので、エリートネットワークさんの求職者に寄り添う姿勢とサポートの厚さは圧倒的に素晴らしく、全面的に信頼していました。

私は木村様に面接前の対策(自己分析・企業研究・練習)の大切さを教えて頂いていたため、出来ることはすべてしてから臨もうと思っていました。
まず自分のことをわかりやすく伝えられるように想定問答集を作成し覚えました。この作業に最も多くの時間をかけたと思います。なぜかというと、ありのままの自分を伝えて、その上で一緒に働きたいと考えてくれる会社に行きたいと思っていたためです。

私は最初「面接は会話なのだから用意はそこまで必要ない」と軽く考えていましたが、それは大間違いだと木村様に教えて頂きました。自分のことを正確に分かりやすく伝えることにも、入念な事前準備が必要なのです。また、これをしておくと心理的にかなり落ち着き、面接での緊張も軽減できるとのことでしたが、実際にその通りで、緊張はしたものの自信をもって堂々と話すことができました。

また、企業研究はノートにまとめていました。一週間という長い時間をかけて多くの情報を調べていくうちに、社会的影響力の大きさを改めて実感し、「この会社で知財の仕事がしたい」と思うようになり、第一志望として考えるようになっていました。さらに一次面接を経て社員の方々の人柄と業務に魅力を感じ、最終面接前には「絶対入社したい」と強い気持ちを持つようになっていました。

その後の選考は速いスピードで進み、ありがたいことに初回カウンセリングから一か月程度で内定のご連絡を頂きました。その時点で最終選考中の他社がありましたが、迷いはほぼ生じなかったです。
私は若く職務経験はほぼないため、転職活動は長期戦になるだろうと覚悟していましたが、ここまで早くに運命と思える会社に出会えたことには驚きました。

⑥転職活動を終えて、これから

面接での選考は基本的に人と人との対話である以上「相性」の要素が大きく、最後どうなるかはやはり会社との「ご縁」だと思います。
ですが私はそれに加えて、今まで力を入れてきた受験勉強、留学、資格の勉強に、転職活動も似ていると感じました。あらゆる選択肢があるなか「過去と将来を考え尽くす」、「企業を知り尽くす」ことで、どうなりたいかの答えは必ず導き出せるものだと思います。また、自分の出来ることを全てやり切ってこそ満足のいく活動になると思っています。

私の転職活動に関わってくださった木村様、同じく転職カウンセラーとして面接対策等でご支援頂いた梨本様、本当にどうもありがとうございました。
お二人のお蔭で今の自分があることを忘れず、これから仕事で社会に還元できるよう最大限頑張っていきます。

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