金融・コンサルアドバイザリー(SR、IR、投資銀行)会社 投資銀行員
メガバンク 都内支店→シンジケーション部門→海外支店→本部国際部門 管理職
木俣 稔 氏 43歳 / 男性
学歴:埼玉県立 熊谷高等学校 卒
有名私立大学 基礎工学部 電子応用工学科 卒
今回、エリートネットワークの松井様のご支援で、金融専門コンサルティング・アドバイザリー会社に転職しました。
私は、理系で情報工学を学んでおり当初大学院進学を考えておりました。専門である情報工学を深く学び、研究職で一つの道を究めることにも魅力を感じてはいたものの、専門分野以外での世界に疎くなることをに不安も同時に感じておりました。そんななか、金融機関で活躍する先輩の話を聞くにつれ、社会全般を見通したうえで、金融を通じ企業をサポートする銀行業に興味を持ちはじめました。
当初は、自身の専門性を活かした銀行や保険のシステムエンジニア(金融系システム会社)を中心に就職活動をしておりましたが、当時より非対面チャネルの拡充は業界全体の課題として認識されており、そうした分野で自分の強みが生かせるのではないか、また、自身の見識をより広げるために銀行志望へ変更いたしました。2000年前後は金融危機ということもあり、採用人数も大きく絞っていたことで内定を得るのに苦労いたしましたが、縁があり、地銀、メガバンクから内定をもらうことができました。最終的には内定をもらった中で自分が一番チャレンジングな仕事ができると感じたメガバンクに入社しました。
入社当初、支店で2年半リテールの窓口業務から中小企業の法人担当と一通りの業務を行ったのち、本部にて法人向サービスの企画、他の金融機関との折衝、海外での勤務などに従事することができ、金融分野のみならず、幅広い知識が身につくとともに、貴重な経験をすることができました。
40代となり周囲と比較して早い段階で本部マネジメント職となり、少人数ながらもチームメンバーを束ねる立場となり、チームアップを行って、チームとして大きな目標に向かいお客様との交渉や支店営業担当者との協業などを行ってきました。お客様との折衝や支店メンバーとの仕事にやりがいを感じていたものの、徐々に社内会議の資料作成や人事面での調整、役員へのレポート作業への比重が大きくなり、自分にとっての本質的な成長につながらないと物足りなさを感じていました。
また、銀行では異動は避けて通れず、30代まではキャリアの幅が拡がるという点で積極的に考えていたもの、40代となった今は業務知識をいったんリセットすることへの不安のほうが大きくなっていました。
加えて、約10年後には役職定年が見えてきており、自分と同様のキャリアを歩んでいる先輩方の動向を見ているうちに、転職ができるうちに思い切って次の道に進んだほうがいいのではないかと考えはじめるようになりました。
2020年末から転職活動をはじめ、2021年度初より新会社での勤務開始しようと考え、2020年11月ごろより、インターネット上の求人サイトへの登録を行ったり、メールサービスを受信しました。
ただ、1か月程度情報を収集しましたが、さすがに40歳を超え、現在の年収程度の求人を見つけるのも難しく、エージェントにお願いしないといけないなと考えておりました。
そんななか、私の信頼する元同僚より、エリートネットワークの松井様を紹介いただきお願いすることになりました。
初回カウンセリングより、松井様にお世話になりました。初めは非常に緊張していたのですが、フランクで非常に話しやすく、こちらの言葉で言い表せない部分も汲み取っていただいたうえで、その場で的確なアドバイスをいただきました。
当初お願いしていたアポの時間を過ぎたのにも拘わらず、じっくりと話をきいてくださって、その場で「こういう観点で〇〇社がいいのでは」、「あたなには△△社も合っているのでは」といった具体的な根拠とともに社名を提示し会話をしたことで、私の本心を伝えることができたとともに転職活動への具体的なイメージを持つことができました。
印象として、「会社、転職者双方のことを非常に理解した上でお互いのサポートをしている」と感じ、安心してお願いできると感じました。
その後、数社から書類選考通過の連絡をうけ、オンラインでの面接に臨むことになりますが、どの会社であっても面接前には必ず松井様からご連絡をいただき、非常に丁寧にアドバイスをいただきました。仕事も同様かと思いますが、改めて準備の大切さを教えていただき、自身としてできる限りのことをしてから臨むように心掛けました。
コロナの状況下転職市場がなかなか活発でないことや年齢的な面も考え、長期戦になるということは覚悟をしておりました。しかしながら、初めてカウンセリングして頂いた日から2か月程で幸いにも東証一部に上場する金融コンサル・アドバイザリー会社から満足ゆく待遇で内定をいただくことができました。
最終的には、この金融コンサルタント会社の投資銀行部門への転職を決めるのですが、少し早いタイミングでの内定だったこともありもう少し他社も見てみたいと松井様に我が儘を申し上げたところ、内定先にも事情を説明いただき、継続して他社もご紹介していただき、自分の納得する転職活動をすることができました。
新卒での就職活動以来約20年ぶりに入社選考での面接を受けることになりましたが、選考基準は能力+相性ということを再認識しました。能力の部分は今までの業務内容や自己研鑽次第かと思いますが、相性については、今回松井様のサポートがなければこの結果に結びつきませんでした。
今回の、転職活動をサポートいただいた松井様に感謝するとともに、転職先で今まで以上に社会に還元できるよう努力してまいります。