TV局女性ディレクター26歳、TV放送の将来性に疑問。マーケティング職に

TV局女性ディレクター26歳、TV放送の将来性に疑問。マーケティング職に

No.1263
  • 現職

    一部上場 ソフトウェア商品開発企業 製品企画グループ マーケティング担当

  • 前職

    テレビ放送局 ディレクター(制作、広報・SNS担当)

野間 里桜 氏 26歳 / 女性

学歴:都内私立高校 卒
立教大学 卒
TOEIC 900点

転職の経緯

転職を考え始めたのは、テレビ局に就職して4年が過ぎようとしていた時でした。

新卒1年目から番組を企画し完成まで携わるという、非常に貴重な経験を積み、仕事自体には大きなやりがいも感じていました。
しかし、就職してからの4年間でテレビ業界を取り巻く環境は大きく変化し、数十年後のキャリアを想像できなくなっていました。また、テレビ局でしか活かすことができない限定的なスキルが身についていくことへの不安もあり、このままずっとマスコミ業界でキャリアを築くか、別の業界に飛び込むかの決断が迫られていると感じていました。

転職活動を始めるにあたり、まずは自分の市場価値を知りたいと思い、複数のエージェントに申し込みました。私が希望していたのは、大学時代に専攻していたマーケティング職でしたが、即戦力が求められる転職市場で、実務経験がない私には応募できる求人がほとんどないことが分かりました。

そんな時に見つけたのが、(株)エリートネットワークさんを利用してテレビ局から異業種に転職をしたという方の『転職体験記』でした。
すぐに面談を申し込み、カウンセリングの後、経験がなくても挑戦できるマーケティング職を紹介して頂きました。中には、募集要項の条件に満たしていない求人もありましたが、後押しをして頂いたお蔭か、多くの企業で面接まで進むことができました。

面接

複数社から書類選考通過の連絡を頂き、いよいよ1次面接が始まりました。予想していたよりも書類通過率が高かったことから、面接日程の調整ができるか不安がありました。
そんな中でも、担当カウンセラーの西堀さんが先方の企業に掛け合って下さり、効率よく面接を進めることができました。

面接に臨むにあたっては、これまでのキャリアや新卒の時の就活を振り返る作業と、企業研究を行いました。企業研究においては新卒の時のように説明会があるわけではなく、情報収集をどのように行うか悩んでいましたが、西堀さんが面接の前に必ず企業の最新情報や面接の傾向等について丁寧に教えて下さいました。さらに、面接に臨む前に読んでおくべき本や映像まで教えて下さり、企業への理解が深まりました。

面接では新卒の時以上に、企業とのマッチングを意識しました。自分の能力をアピールし、自らを売り込むというより、ありのままの自分を出すように心がけました。
また、新卒採用時との大きな違いは、どの企業も質問時間を長く設けて下さる点です。そこで私は、どの企業の面接でも事前に10個以上は質問を用意することにしていました。そうすることで、自分とマッチする企業を選ぶことができたと考えています。

内定から転職の決断まで

最終的に、面接を受けるごとに志望度が上がっていった企業から内定を頂くことができました。内定を頂いた企業は、募集要項を満たしていた法人営業職で書類を出しましたが、面接官の方からマーケティング職の方がより合っているのではないか?と提案して頂きました。
最終面接の後、オファーを頂きましたが、コロナ禍ですべてのフローがリモートだったため、一度会社見学に行きたいと申し出たところ、すぐに日程を調整して頂くことができました。社内見学後、自分でもじっくり考えた結果、内定を頂いた企業に行きたいという気持ちが固まったので、正式に入社意思を伝え、転職活動を終えました。

テレビ局での仕事は楽しく、職場環境にも恵まれていました。そんな中での異業種への転職はいばらの道を行くようなもので、不安がないと言えば嘘になります。しかし、あと数年テレビ局にいると異業種へのチャレンジは難しいだろうと考えると、今決断できたことは良かったと思っています。
転職を後悔しないように、新たな環境で精進していきたいです。

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