地銀の法人営業、鉄道会社&PEファンドへの出向、プロファイの経験も活かし、コンサル会社へ

地銀の法人営業、鉄道会社&PEファンドへの出向、プロファイの経験も活かし、コンサル会社へ

No.1259
  • 現職

    日系 大手メーカー系 コンサルティング会社 シニアコンサルタント

  • 前職

    地方銀行 支店勤務 法人営業・融資担当

大井 俊文 氏 35歳 / 男性

学歴:慶應義塾大学 環境情報学部 卒
宅地建物取引士
日商簿記 2級
ファイナンシャルプランナー 2級
貸金業務取扱主任者

● 前職への入社理由とキャリア

大学では(威張れることではありませんが)ほぼ勉強はしていません。よって、就職活動時にも志望する業界、企業がなかったのが正直なところです。そのため、社会や業界、企業のことを幅広く知るために地元の地方銀行に就職しました。

前職には12年間お世話になりましたが、その半分以上を2社の外部企業で過ごしています。
1社目は地元の鉄道会社の不動産部門です。自社で保有する商業施設の運営業務や、不動産の開発案件の提案等を経験させていただきました。
2社目はPEファンドです。投資検討からハンズオンでのPMI、バリューアップ、時にはマネジメント業務の代行等、企業経営について幅広く現場で経験しました。

● 転職のきっかけ

前職の制度が転職の大きな理由です。

前職の定年は55歳で、実態としては50歳前後に人事部から指定された取引先等に(いわゆる片道切符の)出向、そのまま転籍になることが多くなっています。サラリーマン人生を考えると、どこかのタイミングで転職するということです。年齢的に初めての転職が50歳代であること、転職先が自分で決められないこと(自分が希望する業種、企業とは限らないこと)等を踏まえ、リスクが非常に高いと感じていました。

● 転職活動の軸(2つ)

1つ目の軸は、「企業経営をもっと体系的かつスピード感をもって学べる企業」です。
PEファンドに在籍時は、投資先へのハンズオン支援をメイン業務としていました。業務内容自体は非常に魅力的で充実していましたが、私は経営についての勉強をしたことがなかったため、自分の知見やノウハウが絶対的に不足していると認識していたことが大きな理由です。

もう1つの軸は、「実行支援までコミットする企業」です。
1つ目の軸でコンサルティング業界を中心に転職活動を進めることにしましたが、戦略構想の提案のみに留めるのではなく、実行支援までコミットする企業・部署を中心にエントリーしていきました。

● 気づいたこと

転職活動を通して、自分のキャリアについて考え方が変わりました。

転職活動前は、キャリアは会社任せで、いかに昇進するか、生き残るか、「社内での」価値をいかに上げるかということを考えていました(銀行員には多い思考だと思います)。

今では、純粋に自分の知識・経験・ノウハウを蓄積して、「市場での」自分の価値を向上させることに注力できていると思います。結果として、その行動がどこかの業界のどこかの企業の役に立てるものと信じています。

● その他

私は、エージェントの担当者は転職活動におけるパートナーと思っていましたので、転職活動開始時にエージェントの絞り込みを実施しました。

具体的には、転職活動にあたり5社程度のエージェントの担当者とそれぞれ30~60分の面談をして、自分に合うか合わないかの判断をしました。担当者の中には、その場で具体的な企業へのエントリーを進める方もいらっしゃいましたので、そういう担当者はこちらからお断りさせていただきました。エリートネットワークの横関様は、(転職活動に直接関係ない話も含めて)私の意向を十分に聞いていただき、質問に対しても的確なアドバイスをいただけて好印象だったことを覚えています。

転職者もエージェント担当者も人間なので、合う・合わないがあって当然だと思います。一方、転職者としては不要なストレスだと思いますので、個人的にはエージェントの選定は慎重にしたほうが良いと思いました。

● 最後に

横関様、今回は良いご縁をいただき、ありがとうございました。最初のご面談時から、私の話を非常に真摯に聞いていただいたので、安心して転職活動を進めることができました。随所で専門家としてのアドバイスをいただけたことで、お蔭様で今新しい環境(新天地のコンサル会社)で働けていると感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます。

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