COCOS2D-Xとは、2Dゲームが手軽に開発できるフレームワークのことです。デバイス毎の微調整は必要にはなりますが、iPhone(iOS)向け、Android、blackberryなどのプラットフォームにも対応しており、事実上ワンソースで開発ができます。
またテンプレートベースでゲームを作ることが可能なので、開発コストを大幅に削減できます。
COCOS2D-Xは、大部分がC++で記述されていますが、デバイスからのイベント入力や、ウィンドウの取得、オーディオ再生機能、アプリの起動部分などといった必要最低限の部分をプラットフォーム依存の言語で記述し、プラットフォームとのインターフェイスを取っています。
そのため、iPhone(iOS)やAndroidに関係なく動作することが可能です。
特徴として「使うのが簡単」「動作が速い」「拡張性が高い」「無料で使える」「iOSとAndroidのアプリを同時に作れる」という点が挙げられます。また、容易にpngなどの画像データから、背景と独立して動作するオブジェクトであるスプライトを生成することができ、ゲームの中でそれらを動作させたり、衝突検出させることが可能です。