トランスミッションとは、変速機のことで、動力伝達の回転数、駆動力(トルク)を変化させる、動力伝達装置のひとつです。自転車がギアチェンジするのと同様に、2輪車や自動車が効率よく変速できるようにするための役割を果たしています。
一般的に手動で変速するものをMT(マニュアルトランスミッション)、自動変速のものをAT(オートマチックトランスミッション)、さらに変速ギアを使わずに、無段階での変速を可能にしたトランスミッションをCVT( 無段変速機)と呼びます。
自動車に限らず、変速が必要な機器にはトランスミッションが組み込まれており、エレベーター、エスカレーター、クレーン、ロボット、その他さまざまな機器の動力変換装置としても使用されています。