スペシャリストとは、特定の分野に高い専門性を持ち、その分野に特化した仕事を行う人のことです。1つの仕事をとことん突き詰める職種ですが、日本の企業では、ジョブローテーションを定期的に行ってゼネラリストタイプの人材を育成する傾向が強くあります。
しかし最近では、企業は優秀な人材確保のために、さまざまなキャリアパスを設けるようになってきており、スペシャリストとして専門的な業務を極める道を選べる企業も出てきています。
また、「SEOスペシャリスト」のように職種名として用いられていたり、「CSスペシャリスト」のように専門の資格の名称に“スペシャリスト”とい言葉がついていたりすることもあります。外資系企業などでは、「人事スペシャリスト―人事シニアスペシャリスト―人事マネージャー」のように、ポジションの階位を表すこともあります。