●職務内容
衛星事業における地上システムとは、衛星のミッション遂行のサポートを地上から行うシステムを指します。
画像ソリューションシステム課では、レーダー衛星や光学衛星が観測したデータを画像化し、お客様に最適な画像データを提供する地上システムを開発しております。
また、商用衛星が観測したデータをもとに行われるソリューションビジネスのなかで、ビックデータ解析やAIを駆使した最適なソリューション提案をお客様へ提供する、<新たな付加価値を提供するための衛星データ活用方法の提案>や、そのアイデアの実現性や効果を検証する<POC(Proof Of Concept)と呼ばれる概念実証>も進めております。
地上システムにおけるお客様との仕様調整からシステム設計・試験設計といった上流設計や、開発工程の最終フェーズであるシステム試験・運用試験、また取得したデータに基づくソリューションビジネスの提案・検証が主な業務です。
≪具体的には≫
入社後、1年目~2年目は、指導担当者のもとで製品を作るためのすべてのプロセスに係り、関係部門や関係会社、及びお客様含むステークホルダとの協力関係を築きつつ、業務経験を積みます。また、この時期にシステム設計、ソフトウェア設計、及びプロジェクト管理等の仕事で必要とされる基礎的な技術についても職場外研修で学習し、技術の向上を図ります。
<凡例>
【~入社後3か月】
指導担当者のOJTで同社の規定・基準やシステムを開発する環境を学んでください。また、製品に触れるなかで、システムの概要を覚えていただきます。
【~入社後6か月】
システムの開発プロセスを、実際の製品の開発を通じて理解すると共に、要求仕様書、設計書、お客様との調整資料等を用いて製品ドメイン知識の習得も少しずつ進めてください。また一般的な技術の習得を目指し、同社が用意する技術講座を受講いただき積極的にスキルアップを図っていただきます。
【~入社後1年】
同社製品のシステム・ソフトウェア開発プロセスをしっかりと理解したあかつきには、関係部門との作業調整や製品ドメインの知識を用いたお客様との仕様調整も担当していただき、仕事の幅を広げてもらいます。適性によっては、システム開発のマネジメントもお願いするかもしれません。また製品の開発と並行して、指導担当者のもと同社製品のシステム・ソフトウェア開発で使用されるIT周辺知識やOSS(Git、VM等)活用技術も習得していただきます。
【~入社後2年】
チームリーダのもとで、小~中規模プロジェクトの中核的なエンジニアとして、システム設計やプロジェクトマネジメントを担当できるようになっていただきます。
なおシステム設計技術やプロジェクトマネジメント技術については、同社が用意する技術講座で学ぶことができますので、積極的に活用して業務のキャッチアップに加え、スキルアップに取り組んでください。
●業務の魅力
仕様調整から運用試験まで、衛星の開発に一貫して携われること、また各開発フェーズにおいてお客様と接する機会が多く、大規模プロジェクトの中核的なエンジニアとして活躍できることが、地上システム開発の醍醐味です。
私たち鎌倉製作所が衛星事業にて請け負うミッションは非常に大規模なもののため、衛星システムと地上システムを分けたうえで、密接に連携しあいながら開発を行っております。
地上システムにおけるプロジェクトは多種多様で、高画質な画像を提供するための画像処理エンジンとなるアルゴリズムの設計や、衛星の観測を模擬したデータや本物の観測データを用いて作成した画像の評価、また画像を高画質化するためのパラメータチューニング等多岐にわたります。
またこれらは衛星に搭載するセンサー開発と密接に連携した、センサーの特性を最大限活かしたシステム開発であり、一般的な情報処理システムの開発では経験することのできない業務経験を積むことができます。
●入社後のキャリアステップイメージ
まずは衛星地上システムの開発経験を積み重ねて、衛星地上システムドメインを理解してください。同時に、IT業界で使われる一般的なシステムズエンジニアリング設計手法や国際的標準であるPMIが制定するPMBOK(Project Management Body Of Knowledge)に基づく基本的なプロジェクト管理手法等、世の中で標準化された技術を3年~5年を目途に身に着けていただきます。
その後、本人の希望や適性に応じて、プロジェクト業務を専門とするプロジェクトリーダや設計業務を専門とするシステム設計リーダとして活躍いただきます。どちらも経験に応じて担当するプロジェクトの規模は変わりますが、最初は、3人~5人で構成される小規模プロジェクトから始めることになります。プロジェクトを数多くこなした後に、プロジェクト全体を俯瞰してみることができるエンジニアに成長することで、更なるキャリアップを目指してください。
人工衛星本体のコンポーネント設計部門や品質管理部門、及び営業部門といった所内関係部門や人工衛星を運用されるお客様含む多くのステークホルダーと積極的なコミュニケーションによって協力的な人間関係を築き、円滑に業務を推進できる組織の中核的なエンジニアとして活躍されることを期待します。
更には、同社宇宙事業を支える画像ソリューション事業の新規開拓に積極的に取り組み、衛星地上システム開発のプロジェクトリーダとして将来の宇宙事業を力強く牽引していただければと思います。
●使用言語、環境、ツール、資格等
【OS】Linux、【言語】Python、Ruby、C++、【ツール】MATLAB、Simulink、【モデリング言語】UML、SysML
●必須の経験
・エンタープライズ系のシステム開発またはソフトウェア開発、ネットワーク設計、システム管理・システム構築の経験をお持ちの方
●歓迎要件
・AI、画像処理技術、アナログ信号処理技術、プロジェクトマネジメント、システムズエンジニアリング(モデルベース開発含む)の経験をお持ちの方
・英語のスキル(TOEIC600点程度が望ましいです)
●求める人物像
・物事を諦めず仲間と協力して最後までやり遂げる強い意思のある方、ポジティブな考え方ができる方、他人の意見を取り入れながら、コミュニケーションが取れる方
・IT業界のトレンドに興味があり、最新の技術に対して常に学ぶ意欲がある方
【老舗貴金属メーカー】 産業用貴金属製品の開発業務全般
【東証プライム上場 世界展開する医療機器メーカー】 製品開発部門 医療機器の光学系開発エンジニア
【東証プライム上場 財閥系 海運会社】 本社 陸上総合職
人々の生活や命を支えるため、「食料・水・環境」分野で地域に根ざした事業にチャレンジする
人の営みと地球環境が調和できる社会。 車載電池は一つの有効な手段になる。
創業120年超、蓄積された技術資産を活用し、 多様な領域でトップクラスのシェアを確立。 グローバル事業の拡大も加速させています。
子どもたちに愛され続け、進化するおもちゃたちが、日本から世界へ、新しい夢と感動を広げています。
「夢に見るほど電池が好き」 な社員たちが、化学・電気・機械のノウハウを結集し、次世代エネルギーデバイスの開発に挑む。
世界の食料生産とエネルギー変換の分野で、ディーゼルエンジンの用途を広げています。