配属先は大きく分けて、事業部所属のSREチーム、全社横断のSREチームの2つがあります。
1事業部所属のSREチーム
・特定事業のプロダクトのSRE業務を担います。
2全社横断のSREチーム
・組織横断で商用環境の運用管理やセキュリティを担います。また、必要に応じて事業部SREチームに所属して技術支援もします。
チームごとに利用している技術構成や業務内容に違いがあるため、以降で3つのチームを例に挙げて紹介します。
[1] キャリア事業のSREチーム
キャリア事業のSREチームでは以下の構成で開発しています。
・介護キャリア
アプリケーション:Ruby+Ruby on Rails
インフラ:ECS Fargate、Amazon ElastiCache、RDS for PostgreSQL
モニタリング:Mackerel+New Relic(APM)
・医療キャリア
アプリケーション:PHP+Laravel
インフラ:EC2 Instance,ECS Fargate,Amazon ElastiCache,Amazon Aurora MySQL
モニタリング:Datadog
一例として以下の業務をSREメンバーが行っています。
●EC2 InstanceからECS Fargateへの移行
・デプロイフローの整備
・ecspressoとsqldefを利用してコンテナデプロイ・DBスキーマの修正を自動化
・Spot Instanceを活用し費用削減
●DBの安定化対応
・DBのメジャーバージョンアップグレード
・DB構成の見直し
●IaC
・Terraformを利用してコード化
・アプリ開発メンバーもTerraformを活用してコードを書けるようペアワーク活動
・モニタリング環境整備とモニタリング活動
●アプリ開発メンバーと一緒に定期的にパフォーマンスや稼働状況を確認
・Rubyアップグレード&YJIT有効化時にパフォーマンス観点でアプリメンバーと対応
・メモリの消費量拡大のための対応等
[2] 全社横断のSREチーム
全社SREチームではクラウドマネジメント(AWS、GCP)、セキュリティ、ガバナンスなど組織横断での取り組みや、インフラ業務を担当できるメンバーが
いないところへのサポートを行っています。
時には社内ITとの協力して商用環境のみならず全社のIT基盤への取り組みまで行うことがあります。
●AWS,GCPなど商用環境を安全かつスムーズに利用できるための取り組み
・ガイドライン、ポリシーの構築
・GuardDuty、Inspector、Control Towerなどの統制管理とセキュリティへの取り組み
・脆弱性、EOL、コンプライアンスへの取り組み
・コスト管理
●運用管理と障害対応
・メンテナンス対応
・AWS/GCP、OS、ミドルウェアの運用
・クラウドサービスの設計、運用、管理
[3] カイポケ事業のSREチーム
カイポケ事業のSREチームには現行システムの開発を行うチームとリニューアルプロジェクトを行うチームの二つが存在し、それぞれのチームに参加して開発を行います。チームの所属先は得意領域やスキルセットに応じて相談して決めています。
●現行システムのSREについて
ユーザ数が多く、長く利用されてきた現行システムの安定化や運用改善に取り組んでいます。
技術構成は以下のとおりです。
アプリケーション:Java
インフラ:EC2 (一部ECS on EC2),Amazon Aurora MySQL
モニタリング:NewRelic、DataDog、Grafana、Zabbix
構成管理:一部terraform
一例として以下の業務をSREメンバーが行っています。
●脆弱性対応
・OS/MWのバージョンアップ
・アプリで利用しているライブラリの脆弱性検知
●開発者向け内部ツールの運用・管理
・Metabase, Nexus, SonarQubeなど
・MW/基盤レイヤのキャパシティ調整
・EC2やDBのサイズ調整
・MWのパラメータチューニング
●ログ検索基盤の構築
●APMツールの運用
●デプロイ自動化
●リニューアルプロジェクトのSREについて
リニューアルプロジェクトのSREチームでは新システムの基盤の設計・構築およびその安定稼働を目的とした開発を行います。将来的なユーザの流入増や現行システムとの統合について考慮しながら開発するのが特徴です。
技術構成は以下のとおりです。
●アプリケーション
・フロント:React(Next.js)
・バックエンド:Kotlin(Spring Boot), Node.js(Express),サービス間通信は主にGraphQLを利用
●インフラ:ECS on Fargate
●モニタリング:DataDog
●構成管理:terraform
一例として以下の業務をSREメンバーが行っています。
●アプリケーションのオブザーバビリティ設計
・分散トレーシングの仕組みの設計・導入
・DataDogの活用推進
●リリースフローの設計・構築
●AWS基盤の設計・構築
●セキュリティ対策の導入・運用
【仕事のやりがい・働く魅力】
・事業展開の特徴から多数の事業が存在し、他社では別部隊が取り組むような面白みのある領域に多くの人が関わる機会があります
・自治と信頼、変化対応を掲げ、裁量大きく働いていただくため、エンジニアが開発しやすい環境です
・特に役割を制限しておらず課題にフォーカスしているのでクラウドインフラからツール開発、アプリケーションレイヤーへの関わりまで幅広い経験を積むことができます
【必須要件】
・AWSの基礎的な知識・利用経験
・TCP/IP、HTTPなどのネットワークプロトコルについての基礎知識
・システムの技術的問題(例:パフォーマンス低下)の原因を発見、解決するための能力
・システムのパフォーマンスや信頼性を向上させるのに必要なアプリケーション、ミドルウェアへの機能追加、バグを修正するためのプログラミング能力
【歓迎要件】
・大規模サービスの開発、運用経験
・GCP、Microsoft Azureなどのクラウドサービスの基礎的知識
・AWS、GCP、Microsoft Azureなどのクラウドサービスの深い知識、経験
・MySQL等のRDBMSの運用経験
【求める人物像】
・課題設定ができること
・周囲を巻き込んで課題を解決に導けること
【東証プライム上場 純水製造装置に強みを持つ水処理エンジニアリング企業】 情報システム部 社内SE(管理職)
株式会社エリートネットワーク 情報管理部 社内SE
世界最大級の発電規模と燃料取扱量を誇るグローバルエネルギー企業 ICT統括推進部 アプリケーション開発担当
魅力ある地域と産業の未来を見つめ、 官民連携のあるべき姿を提言する
人々の生活や命を支えるため、「食料・水・環境」分野で地域に根ざした事業にチャレンジする
お客さま企業の企業価値向上を通して、資本市場の健全な発展を支えます
「成長の果実」を従業員の手に。 世界と日本で多くの企業が待ち望む、 新たな報酬制度の運用を支えたい。
世界水準の研究、技術資産を活かして、 非金融領域に新しい価値を生み出し、 お客さまの新しい事業を支え続ける。
世界No.1の実績を持つM&A総合企業として、地方創生から日本の新たな成長を支え続けたい。未経験者も3年で高い成長実感が得られます。