カフェテリアプラントとは、福利厚生の1つで、企業が用意した様々な福利厚生メニューから、付与金額(ポイント)などに応じて、その範囲内で利用者各自が自由に福利厚生を選択できるという制度です。アメリカで生まれた制度で、大企業を中心に日系企業でも定着しつつある福利厚生制度です。
従業員の年齢層・環境などによる受益格差をなくし、公平性・満足度を高めるための施策で、リテンション戦略の一環や、福利厚生費軽減のために導入する企業もあります。
住宅補助、社宅・社員寮、健康診断、保養所、スポーツ施設、資格取得支援、社員食堂、自社製品購入割引、ストックオプション、育児支援、介護支援、慶弔金、遺族年金など、昨今の福利厚生は非常に多様化しており、導入・運営に伴う課題や煩雑な管理業務業務を軽減するために福利厚生業務をアウトソーシングする企業も増加しています。