CIとは、Corporate Identityの略で、企業の特徴や個性、理念などを、体系だてて整理し、簡潔に提示したもののことです。マーケティングの概念では、その企業を共通したイメージで顧客が認識できるよう、社会に印象付ける活動のことをいいます。
例えば、社名、ブランド名、ロゴ、コーポレートカラー、スローガン、コンセプトメッセージなどがCIの構成要素です。これらは、あらゆるコミュニケーションチャネル(メディアや広告など)において統一使用されることで、自社のイメージ形成を助け、コーポレートブランディングにも大きな効果を発揮します。
また、ロゴなど見た目に限定されたものを、VI(Visual Identity)と言うこともあります。
CI活動には、マーケティング部門や広報部門、経営企画部門などが当たることが多いでしょう。また、企業のCI活動に関するコンサルティングや助言を専門に行っている企業もあります。