日本最大、世界でも有数の総合化学メーカー。
多くの産業や、日常生活を支える製品・技術を提供している。
特に、アクリル樹脂の主原料となり、自動車、建材、ディスプレイ、透明シート、コーティングなどあらゆる用途で使用されるMMA(メタクリル酸メチル)は、世界シェア約30%とトップシェアを誇る。
2017年4月、三菱系の化学メーカー3社(三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨン)の統合により発足。
ヘルスケア事業を手掛ける田辺三菱製薬、産業ガス事業を手掛ける日本酸素HD(大陽日酸)を有する。
2021年4月、ジョンマーク・ギルソン氏が社長に就任。同社初の外国人且つ社外から招聘された社長として注目を集めた。大規模な構造改革を実施し、単なるホールディングスでは無く、グローバル全体で500社を超えるグループ会社が一体となった「三菱ケミカルグループ」として、One Companyの経営体制を整えた。
2024年4月より、石化・炭素事業のカーブアウトや、業界再編等、課題が多く残る中で、石化畑出身の筑本学氏が新社長に就任。新たな体制の下、2024年秋を目安に今後の戦略を練り直し、方針を発表する予定となっている。
今後は「EV/モビリティ」「デジタル」「食品」「メディカル」市場に特に注力し、M&Aも含めた事業拡大を目指す。
社員の専門性や主体性を高め、能力を発揮しやすい環境を整えるべく、管理職を中心としてジョブ型雇用を導入。
これにより、一般職も年齢や勤続年数を含んだ職能評価ではなく職務内容に応じた処遇であり、学歴による給与テーブルの差異も無いものとなっている。
また、異動は社内公募が前提とされており、原則として転勤も希望者のみ対象となっている点が大きな魅力。管理職は、最長6年間(3年間×2回)は転勤を避けることができる。
勿論、転勤の打診は発生するが、必ず本人の同意を伴って決定されるため、安心して長く働き続けることが出来る環境。
お子様の送り迎え等、リモートワークやフレックスを活用し、柔軟に働かれている方が大勢いる。
三菱ケミカル株式会社の求人・転職・中途採用情報
企業情報
2025年1月更新
- 設立
- (創業)1933年8月31日 (発足)2017年4月1日
- 資本金
- 532億2900万円
- 従業員数
- 連結40,736人、単独13,462人
- 営業実績(売上高など)
- ●売上収益(連結、百万円)
2021年度:3,976,948
2022年度:4,634,532
2023年度:4,387,218
●営業利益(連結、百万円)
2021年度:303,194
2022年度:182,718
2023年度:261,831
- 事業内容
- 化成品、ポリマー/レジン/機能化学品、プラスチック加工品(フィルム/成形品/複合材)、炭素素材/炭素繊維複合材、情報・電子・ディスプレイ・電池材料、アルミナ繊維/無機材料、化学繊維、環境・生活ソリューション、農業/食品素材/ヘルスケア、サービス/IT/分析ソリューション