大手流通グループ「セブン&アイ・ホールディングス」が母体となった初の銀行。
世界でも例を見ないATMを中核ビジネスとした新しい銀行として2001年4月に誕生。
現在、各コンビニ店舗を中心に2万6000台以上のATMを設置しており、600社以上の金融機関と提携。
ATMは年間約8億件、1秒で23件の取引に利用される、社会インフラとも呼べる規模となっており、収益の約9割を占める。24時間365日止まらないATMを実現するシステム・体制が強み。
創業以来、「お客さまの視点で、商品とサービスを徹底的に磨き上げる」というグループの考え方のもと、オリジナルATMネットワークを構築し、強固な収益基盤を築いてきた。
社員1名当たりの収益力が高いのも大きな特徴。(2億5000万円以上/従業員1名)ビジネスインパクトの高さを実感しながら業務にあたることが出来る。
2007年7月には、海外で発行されたキャッシュカード、クレジットカードを使いATMから日本円を出金できるサービスをスタートさせ、米国やインドネシアに子会社を設立し、海外送金サービスなど海外関連事業にも注力。
インバウンド向けの観光ガイドには「日本に着いたらまずセブン&アイのマークを探せ」と載っている程、その便利さは浸透している。
今後は、同行の柱であるATM網を活用し、現金の引き出し/預け入れに留まらない新たな価値を提供。電子マネーへのチャージ機能等、キャッシュレス社会にも対応していく。
2023年にはATMを活用した新サービス「+Connect」を発表。ATM搭載の認証機能を活かし、口座開設や登録情報の変更といった銀行窓口で行う手続きをATMのみで済ませることができる。将来的にはホテルのチェックイン手続きなど、金融以外への事業拡大も目指している。
また、nanaco事業を取り扱うセブン・カードサービスを子会社化。8000万人を超えるnanacoの会員データ活用が進められている。
その他にもソリューション事業の成長とともに、従来の銀行の枠にとらわれない『新しい便利』の実現を目指し、部署の垣根を越えて新規ビジネスに関して社内で募集を行うなど、積極的に事業の多角化を進めていく方針。
イノベーション組織を設置し、金融業界に留まらない社外組織との協業を通して新規ビジネスの開発にも注力しており、ユニークなビジネスモデルで既存金融機関との共存共栄を目指す。
【働き方・就業環境など】
●中途入社者の比率は80%以上で、中途入社の社員が馴染みやすい環境。
●有休取得率85%以上、産休育休取得率100%(復帰率も100%)で、一人ひとりの社員を大切にし、働きやすい環境と個人の成長を促す環境を両立させた少数精鋭の企業。離職率も4%未満と低い。
●フレックス制ではないもののシフト制を導入しており、ライフスタイルによって出社・退勤時間を柔軟に設定可能。くるみん、えるぼし認定も取得するなど女性も腰を据えて長く就業できる環境が整備されているため、育休や産休から復帰される方も多い。
●「新しいことには前向きに取り組む」という社長の考え方が社員にも浸透している。若手も経営層にプレゼンできるチャンスがあり、金融機関に多い保守的な社風が合わない方の中途入社も多い。
株式会社セブン銀行の求人・転職・中途採用情報
企業情報
2024年12月更新
- 設立
- 2001年4月10日(開業:2001年5月7日)
- 資本金
- 30,724百万円
- 従業員数
- 614名
- 株式
- ◆東証プライム上場
- 事業内容
- ●ATMプラットフォーム事業
●金融サービス事業
●海外事業