財務アドバイザリーとは、クライアントに対して財務関連のアドバイザリー・コンサルティングサービスを提供する職業です。具体的には、法務担当、企業の経営陣、財務担当、監査担当、金融機関など、企業の財務に従事する方々に対して、以下のようなアドバイザリーサービスを提供します。
(例)M&A、MBO/LBO、事業再生、コンプライアンス調査、デューデリジェンス、トランザクション、破産処理、資本調達、事業計画策定・・・etc
※上記の例に留まらない幅広い範疇で、企業の財務に関連する業務を支援していく仕事です。
財務アドバイザリーは、企業財務に関わる実務経験や経営層との折衝力が必要とされる職業で、金融機関の融資担当、PE(プライベートエクイティ)ファームの投資担当、監査法人の会計監査、戦略系コンサルタント 、事業会社の経営企画・財務などを経た後に財務アドバイザリーに転身される方もいます。また、実務経験に加えて、公認会計士、USCPA、税理士など会計系の資格を持っていれば、転職の際に有利になることが多いでしょう。アドバイザリーファームにもよりますが、若い有資格者であれば、実務未経験でも財務アドバイザリーとして採用するケースもあります。